当社グループにおける舶用エンジン事業に関する不適切行為
カナデビア株式会社、日立造船マリンエンジン株式会社、株式会社アイメックス
HZMEの熊本県有明工場、IMEXの広島県因島工場で製造された舶用エンジン。HZME959台、IMEX416台、合計1,375台
(国土交通省海事局の注意喚起を受け、HZME及びIMEXが社内調査を開始した日。不適切行為自体の開始日は非開示)
同日(国土交通省海事局から注意喚起を受けた日)
(HZMEがISO9001認証取消の通知を受領した日)、2024年11月12日(IMEXのISO9001認証一時停止解除日)
会社が最初の日付としている日から、この開示までに245日かかっています。
燃料消費量の測定結果にばらつきがあり保証値を安定的に満たすことが難しかったこと、納期遅延や顧客からのクレーム・受領拒否を避けようとしたこと、NOx放出量を規制値以下に抑える目的、計測値を設計値に近づける目的、品質保証部門による確認体制の不足、縦割り組織の閉鎖性、不適切行為を是正する機能の不全、環境規制に関する教育・周知とコンプライアンス意識の不足
関係する手続き
国土交通省海事局への調査報告書提出、行政上の注意喚起、ISO9001認証取消・一時停止
国土交通省海事局、ISO9001認証機関
会社の対応
2024年7月17日にカナデビアグループから独立した外部有識者で構成される特別調査委員会を設置。委員長は伊丹俊彦、委員は曽木徹也及び深水大輔。技術アドバイザーは津田稔及び前田和幸。特別調査委員会の調査は継続中
燃料消費量を任意の値に書換えできる外部接続の設定器を撤去し、任意の設定値を操作表示器に表示させる機能を除去する。燃料重量計の校正を第三者が実施する。計測前後にロードセルの計測値と操作表示器の表示値が一致していることを確認し写真で記録する。燃料油の供給ラインと戻りラインの構造及び燃料消費量の計測要領を改善する。計測値と入力データの整合性を品質保証部門が確認しエビデンスを残す。任意の荷重に調整可能な機能をソフトウェアから除去する。第三者によるソフトウェア検証を実施する。新たに指示計を設置する。水制動機の校正をエンジン結合前に実施する。書換え防止機能付きデジタル計測器を2025年度より導入する。排ガス分析システム及び水制動機を用いた出力計測システムを2025年度から自動化する。一般性能データも順次自動化する。品質不正防止の取組強化。業務プロセスの改善。組織風土改革・意識改革。特別調査委員会による調査結果を踏まえた再発防止策の実施
本件による業績への影響は、今後の特別調査委員会による調査結果を踏まえ、影響が見込まれる場合には速やかに知らせる
NOx規制への適合性に懸念がある分類Bについて詳細検証を行い、適合しない場合は規制適合のための処置を講じる。分類Cについて燃料消費量を技術的に評価し対応策を検討する。EEDI及びEEXIの評価を継続し、必要に応じて証書修正やエンジン出力制限等の対応を行う。特別調査委員会の調査結果を踏まえて根本原因に対応した再発防止策を講じる。HZMEはISO9001の早期再取得に向け対応する
特別調査委員会から今後受領する調査結果及び再発防止策等の提言を踏まえ、さらなる抜本的な再発防止策を講じる。業績への影響が見込まれる場合には速やかに知らせる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事象の名称 | 当社グループにおける舶用エンジン事業に関する不適切行為 |
| 発生日 | 2024年4月24日(国土交通省海事局の注意喚起を受け、HZME及びIMEXが社内調査を開始した日。不適切行為自体の開始日は非開示) |
| 認知日・通知受領日 | 2024年4月24日(国土交通省海事局から注意喚起を受けた日) |
| 対象となる主体 | カナデビア株式会社、日立造船マリンエンジン株式会社、株式会社アイメックス |
| 対象拠点・対象製品 | HZMEの熊本県有明工場、IMEXの広島県因島工場で製造された舶用エンジン。HZME959台、IMEX416台、合計1,375台 |
| 原因 | 燃料消費量の測定結果にばらつきがあり保証値を安定的に満たすことが難しかったこと、納期遅延や顧客からのクレーム・受領拒否を避けようとしたこと、NOx放出量を規制値以下に抑える目的、計測値を設計値に近づける目的、品質保証部門による確認体制の不足、縦割り組織の閉鎖性、不適切行為を是正する機能の不全、環境規制に関する教育・周知とコンプライアンス意識の不足 |
| 業績予想への影響 | 本件による業績への影響は、今後の特別調査委員会による調査結果を踏まえ、影響が見込まれる場合には速やかに知らせる |
| 訴訟・手続きの種類 | 国土交通省海事局への調査報告書提出、行政上の注意喚起、ISO9001認証取消・一時停止 |
| 裁判所・当局 | 国土交通省海事局、ISO9001認証機関 |
| 提訴日・処分日 | 2024年11月26日(HZMEがISO9001認証取消の通知を受領した日)、2024年11月12日(IMEXのISO9001認証一時停止解除日) |
| 調査体制 | 2024年7月17日にカナデビアグループから独立した外部有識者で構成される特別調査委員会を設置。委員長は伊丹俊彦、委員は曽木徹也及び深水大輔。技術アドバイザーは津田稔及び前田和幸。特別調査委員会の調査は継続中 |
| 再発防止策 | 燃料消費量を任意の値に書換えできる外部接続の設定器を撤去し、任意の設定値を操作表示器に表示させる機能を除去する。燃料重量計の校正を第三者が実施する。計測前後にロードセルの計測値と操作表示器の表示値が一致していることを確認し写真で記録する。燃料油の供給ラインと戻りラインの構造及び燃料消費量の計測要領を改善する。計測値と入力データの整合性を品質保証部門が確認しエビデンスを残す。任意の荷重に調整可能な機能をソフトウェアから除去する。第三者によるソフトウェア検証を実施する。新たに指示計を設置する。水制動機の校正をエンジン結合前に実施する。書換え防止機能付きデジタル計測器を2025年度より導入する。排ガス分析システム及び水制動機を用いた出力計測システムを2025年度から自動化する。一般性能データも順次自動化する。品質不正防止の取組強化。業務プロセスの改善。組織風土改革・意識改革。特別調査委員会による調査結果を踏まえた再発防止策の実施 |
| 今後の見通し | NOx規制への適合性に懸念がある分類Bについて詳細検証を行い、適合しない場合は規制適合のための処置を講じる。分類Cについて燃料消費量を技術的に評価し対応策を検討する。EEDI及びEEXIの評価を継続し、必要に応じて証書修正やエンジン出力制限等の対応を行う。特別調査委員会の調査結果を踏まえて根本原因に対応した再発防止策を講じる。HZMEはISO9001の早期再取得に向け対応する |
| 続報の予定 | 特別調査委員会から今後受領する調査結果及び再発防止策等の提言を踏まえ、さらなる抜本的な再発防止策を講じる。業績への影響が見込まれる場合には速やかに知らせる |
この書類が述べていない項目(11件)
会社がこの書類で述べていない項目です。空欄にしたり、他の資料や推測で補ったりはしません。
会社が挙げている理由
会社自身の説明です。数値から推測したものではありません。燃料消費量の測定結果がばらつき、保証値を安定的に満たすことが難しかったこと、納期遅延や顧客からのクレーム・受領拒否を避けようとしたこと、NOx放出量を規制値以下に抑える目的、計測値を設計値に近づける目的、品質保証部門による確認・牽制体制の不足、縦割り組織やコンプライアンス教育の不足などを挙げている。