外貨建輸出に伴う為替相場変動リスク
FY2019に初出。6回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
ケルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。20社中16社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「営業利益の減少に加え、外貨建債権債務の評価替え等による為替差損7千2百万円を計上したことにより、経常利益は5億85百万円(同53.8%減少)となりました。」
外貨建債権債務の評価替え等による為替差損72百万円が計上され、為替相場変動の影響が通期の経常利益に実際に現れた。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「経常利益は外貨建債権債務の評価替え等による為替差損1億18百万円の計上もあり、3億31百万円(同61.1%減少)となりました。」
外貨建債権債務の評価替え等による為替差損1億18百万円が計上され、為替相場変動の影響が経常利益に実際に現れたと記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループは米ドルやユーロ建ての製品輸出を行っており、為替相場の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。想定以上の円高は、製品の競争力を弱め、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル・ユーロ建て輸出に伴う為替変動と円高による競争力・業績への影響を継続し、外貨建仕入や為替予約を対応策としている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループは米ドルやユーロ建ての製品輸出を行っており、為替相場の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。想定以上の円高は、製品の競争力を弱め、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。当該リスクについては、外貨建て仕入や為替予約によるリスクヘッジ等により対応いたします。」
米ドル・ユーロ建て輸出に伴う為替変動と円高による競争力・業績への影響を継続し、外貨建仕入や為替予約を対応策としている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループは米ドルやユーロ建ての製品輸出を行っており、為替相場の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。想定以上の円高は、製品の競争力を弱め、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル・ユーロ建て輸出に伴う為替変動と、想定以上の円高による製品競争力・業績への影響を継続している。外貨建仕入や為替予約によるヘッジを対応策として記載している。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社グループは米ドルやユーロ建ての製品輸出を行っており、為替相場の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。外貨建仕入や為替予約によるリスクヘッジを行っているものの、想定以上の円高は、製品の競争力を弱め、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
米ドル・ユーロ建て輸出に伴う為替変動と、想定以上の円高による製品競争力・業績への影響を、独立した事業等のリスクとして初めて記録する。