Komori
経営計画6890フェローテック電機・精密

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

昨年に続く年次報告として、PBR・ROE・ROICと資本コストの状況、中期経営計画KPI、施策の進捗を開示した。ROE・ROICの改善、3年間で1,400億円の設備投資、500億円以上の資産売却、DOE3.5%を下限とする株主還元方針などを示している。

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経営計画として書かれたこと

年次の再掲
中期経営計画計画期間 26/3期~28/3期
公表日 2025年10月15日
売上高+40.4%
基準 285,000目標400,000百万円
営業利益+67.9%
基準 28,000目標47,000百万円
営業利益率+2.0pt
基準 26目標28%
当期純利益+81.3%
基準 16,000目標29,000百万円
ROE+2.0pt
基準 25目標27%
ROIC+2.0pt
基準 25目標27%

線は、書類が示す基準の水準から目標の水準までの上がり幅です。傾きは、この書類の中で最も大きい伸び幅を基準にしています。%で示される指標は、差をポイント(pt)で表しています。点線の数値は、会社が伸び幅を示していないため、公表された2つの数値から算出したものです。

投資計画の総額26/3期~28/3期の設備投資1,400億円
分野別の投資額分野 設備投資 / 金額 1,400億円 / 内容 マレーシアのクリム第一工場機械設備、クリム第二工場投資、ジョホール工場投資、分野 出資・M&A / 金額 案件内容により変動 / 内容 投資機会により実行
資本の使い方について述べたこと
配当性向・DOEの方針26/3期~28/3期:DOE(連結株主資本配当率)を採用し、下限を3.5%に設定。総還元性向50%を目指す。配当性向は利益のうち配当に回す割合、DOEは純資産に対する配当の割合です。
自己株式取得の方針自社株式取得を機動的に検討。資産売却代金を設備投資資金や自己株式の取得を含む株主還元に充当する予定。出資・M&A資金としての自社株買い等も検討する。
資本コスト株主資本コスト9.94%(25/3期)、WACC8.98%(25/3期)資本コストは、株主や銀行がこの会社に期待している最低限の利回りです。
PBR・株価に関する自己評価25/3期のPBRは0.53倍で、22/3期~25/3期はPBR1倍割れが継続。25/3期のPERは9.1倍で、スタンダード市場の電気機械業種平均PER12.7倍を下回る。PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標です。
重点施策
01生産現場のデジタル化・自動化・AI化・みえる化の徹底推進
02事業の選択と集中(事業の売却や非連結化)
03事業別・会社別ROIC管理の徹底による投資コントロール強化
04運転資本回転期間の短縮(在庫圧縮等)
05新工場の早期稼働による営業・フリーキャッシュフローの改善
06中国子会社の資金調達の多様化(持ち分一部売却、外部資本導入等)
07将来的なM&A資金としての自社株買い等株主還元の多様化の検討
08サステナビリティ(GHG削減等)活動の取り組み強化
09IR・SR活動等エンゲージメント強化(国内外工場見学、社外取締役との面談等)
10半導体関連、電子デバイス、車載の各事業内容・戦略の明確化による理解促進
11米中半導体摩擦に対応した中国外製造拠点の拡充(キャパ拡大含む)と早期稼働
計画の前提将来の生産比率について、中国:中国以外=6:4に移行するイメージ。北米向けの出荷額は売上の4%程度。
会社が挙げているリスク
中国への生産拠点集中による米中半導体摩擦の影響
投資拡大に見合った利益成長の実現に対する懸念
営業キャッシュフローを上回る大型設備投資によるフリーキャッシュフロー赤字の継続と将来のファイナンス(利益希薄化)懸念
事業が多岐に渡っていることに伴う影響
いわゆるトランプ関税の業績への影響
経営計画として書かれたこと
項目内容
計画の名称中期経営計画
計画期間26/3期~28/3期
計画に対する動き年次の再掲
売上高目標25/3月期実績 274,390、26/3月期(予)285,000 → 28/3月期(計)400,000
営業利益目標25/3月期実績 24,089、26/3月期(予)28,000 → 28/3月期(計)47,000
営業利益率目標25/3月期実績 8.8%、26/3月期(予)9.8% → 28/3月期(計)11.8%
当期純利益目標25/3月期実績 15,692、26/3月期(予)16,000 → 28/3月期(計)29,000
ROE目標25/3月期実績 7.1% → 27/3期 15%
ROIC目標25/3月期実績 3.9% → 27/3期 8%
配当性向・DOEの方針26/3期~28/3期:DOE(連結株主資本配当率)を採用し、下限を3.5%に設定。総還元性向50%を目指す。
自己株式取得の方針自社株式取得を機動的に検討。資産売却代金を設備投資資金や自己株式の取得を含む株主還元に充当する予定。出資・M&A資金としての自社株買い等も検討する。
資本コスト株主資本コスト9.94%(25/3期)、WACC8.98%(25/3期)
PBR・株価に関する自己評価25/3期のPBRは0.53倍で、22/3期~25/3期はPBR1倍割れが継続。25/3期のPERは9.1倍で、スタンダード市場の電気機械業種平均PER12.7倍を下回る。
投資計画の総額26/3期~28/3期の設備投資1,400億円
分野別の投資額分野 設備投資 / 金額 1,400億円 / 内容 マレーシアのクリム第一工場機械設備、クリム第二工場投資、ジョホール工場投資、分野 出資・M&A / 金額 案件内容により変動 / 内容 投資機会により実行
計画の前提将来の生産比率について、中国:中国以外=6:4に移行するイメージ。北米向けの出荷額は売上の4%程度。
重点施策生産現場のデジタル化・自動化・AI化・みえる化の徹底推進、事業の選択と集中(事業の売却や非連結化)、事業別・会社別ROIC管理の徹底による投資コントロール強化、運転資本回転期間の短縮(在庫圧縮等)、新工場の早期稼働による営業・フリーキャッシュフローの改善、中国子会社の資金調達の多様化(持ち分一部売却、外部資本導入等)、将来的なM&A資金としての自社株買い等株主還元の多様化の検討、サステナビリティ(GHG削減等)活動の取り組み強化、IR・SR活動等エンゲージメント強化(国内外工場見学、社外取締役との面談等)、半導体関連、電子デバイス、車載の各事業内容・戦略の明確化による理解促進、米中半導体摩擦に対応した中国外製造拠点の拡充(キャパ拡大含む)と早期稼働
認識するリスク中国への生産拠点集中による米中半導体摩擦の影響、投資拡大に見合った利益成長の実現に対する懸念、営業キャッシュフローを上回る大型設備投資によるフリーキャッシュフロー赤字の継続と将来のファイナンス(利益希薄化)懸念、事業が多岐に渡っていることに伴う影響、いわゆるトランプ関税の業績への影響
公表日2025年10月15日
この書類が述べていない項目(6件)
セグメント別目標非財務目標前計画の実績見直し・取り下げの理由対象市場の規模取締役会決議日

会社がこの書類で述べていない項目です。空欄にしたり、他の資料や推測で補ったりはしません。

会社が挙げている理由

会社自身の説明です。数値から推測したものではありません。

持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため。25/3期のPBR低下はROE低下、ROIC低下はWACCを大きく下回ったことが要因とされ、ROE悪化の要因として営業利益率の低下、工場増設に伴う減価償却費、立上げコスト、PV用石英坩堝の市況低迷、車載用パワー半導体基板の需要調整などを挙げている。

このページの読み方

これは書類そのものではありません会社が提出した開示をKomoriが読み、要約しています。数値は会社が述べたとおりで、監査を受けたものではありません。
重みは評価ではありません会社が市場に伝えていた内容をどれだけ変えるかを測ったものです。株式に対する見方ではありません。
訂正されることがあります会社が同じ開示を出し直した場合、このページは訂正後の内容から作り直され、訂正番号が繰り上がります。
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