研究開発投資と市場ニーズの不適合リスク
FY2017に初出。4回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2021。
横河電機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。29社中14社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2021悪化有価証券報告書
「また、競争力を維持するための製品技術やサービス革新の研究開発投資も継続的に行っていますが、成長可能性を持った製品やサービス分野の市場動向の把握ができなかった場合、研究開発投資が成功しないリスクがあります。加えて、市場に合致しても研究開発投資が革新的な技術を生み出さない、または想定した成果をあげられないリスク、及び競合他社に技術開発を先行されてしまうリスクがあります。」
研究開発投資の市場不適合リスクが、市場動向の把握失敗、革新的技術を生み出せない可能性、競合他社に先行される可能性まで具体化された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループは、計測・制御・情報の基礎研究、先端技術及びIIoTやAI等のデジタル技術開発をもっとも重要な経営課題として位置づけ、将来を見据えた新技術開発を継続的に推進しています。また国際規格や国際標準の変化に適応し、SDGsに代表される持続可能な社会の実現に向けた取組みを強化しています。」
IIoT・AI等の研究開発に加え、国際規格・標準への適応とSDGsに向けた取り組みを継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、計測・制御・情報の基礎研究、先端技術及びIIoTやAI等のデジタル技術開発をもっとも重要な経営課題として位置づけ、将来を見据えた新技術開発を継続的に推進しています。しかし、開発投資が将来市場のニーズや目標に予定通り適合しなかった場合は当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。」
IIoT・AI等の技術開発を継続する一方、市場ニーズやサステナビリティ目標への不適合リスクを再確認している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループは、将来を見据えた新技術の開発を最も重要な経営課題として位置づけ、計測・制御・情報をコアとして技術開発(IIoTやAI技術を含む)を継続的に推進しています。しかし、開発投資が将来市場のニーズに予定通り適合しなかった場合は、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。」
IIoTやAIを含む技術開発を継続する一方、開発投資が将来市場のニーズに適合しないリスクを記載している。