外部製造委託先への依存
FY2016に初出。4回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
アクセルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。20社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに4社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「また、半導体の需給ひっ迫が続く中、生産枠を確保し顧客への安定供給を継続するために、一部製造委託先と長期調達契約を締結しております。当該調達契約では契約期間における一定の調達数量の合意がなされております。当社グループでは顧客ヒアリング等をもとに十分な需要予測を実施したうえで、長期調達契約を締結しておりますが、今後の市場動向等により、当該契約において合意された調達数量と実際の需要動向が大きく乖離した場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
外部製造委託先への依存に加え、供給確保のための長期調達契約と、合意数量と実需の乖離リスクを新たに具体化している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「現在、製造委託先との関係も良好な状態にあり、ビジネスモデルの継続に支障を来す要因は発生しておりません。しかしながら、各製造委託先において十分な生産枠が確保できない場合や通常想定することができない事象により製造委託先の設備に問題等が発生した場合、又は製造委託契約が終了した場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
外部製造委託先への依存と、生産枠・設備・契約終了に関するリスクを再掲している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「現在、製造委託先との関係も良好な状態にあり、当社が採用するビジネスモデルの継続に支障を来す要因は発生しておりません。しかしながら、各製造委託先において十分な生産枠が確保できない場合や通常想定することができない事象により製造委託先の設備に問題等が発生した場合、又は製造委託契約が終了した場合、当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
製造委託先との関係は良好としつつ、生産枠・設備・契約終了への依存リスクを再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は水平分業型ビジネスモデルを採用しており、主に研究開発や営業戦略に特化した事業活動を行っております。従いまして、製品製造に関しては外部企業に委託することとなるため、当社において製造委託は極めて重要な要素となっております。」
ファブレスモデルの裏側にある製造委託先の生産枠・設備・契約継続への依存を示している。