遊技機部品の特定供給業者依存と調達途絶リスク
FY2021に初出。6回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- FY2026対処有価証券報告書
「部品のリユース・リサイクルの推進、計画的な調達、複数購買等の実施によるサプライチェーンの強化に取り組んでおり、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオのいずれにおいてもリスクは低減されています。」
計画的調達、複数購買、リユース・リサイクルにより、気候関連の部品調達リスクを低減していると記載した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、2022年11月より導入されたスマートパチスロ(以下、「スマスロ」)の稼働が好調で、引き続き電子部品不足の影響は懸念されるものの、パチスロ市場は回復の兆しを見せております。」
電子部品不足が引き続き懸念され、遊技機の供給・市場回復に影響し得る調達リスクを再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「一方、市場回復への起爆剤として期待されているスマートパチスロは今年秋、スマートパチンコは来年春に市場へ導入される見込みですが、世界的な電子部品及び原材料不足の影響を受けることが予想され、その動向を注視していく必要があります。」
世界的な電子部品・原材料不足が、今後導入予定のスマート機の供給・市場導入に影響する可能性を継続して認識している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「提出日現在における世界的な半導体などの電子部品の供給不足は、当社グループの部品等の調達に影響を及ぼしております。これに対応するため、当社グループは、可能な範囲での数の確保や部品等のリユースを推進することで対策しております。」
世界的な半導体等の電子部品不足がFY2022も調達に影響していると再確認し、数量確保と部品リユースによる対応を継続している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「世界的な電子部品不足の深刻化が影響し、遊技機メーカー各社は、新規則機の十分な供給ができず、新台の入れ替えは低調に推移いたしました。」
部品調達途絶リスクが、世界的な電子部品不足による新規則機の供給不足として実際に発生し、連結業績予想の下方修正にもつながった。 - FY2021初出有価証券報告書
「遊技機事業におきましては、遊技機の製造に使用する部品等を当社グループ外の複数の供給業者から調達しており、一部の部品等については特定の供給業者に依存しております。計画的な部品等の調達を実施するなかで、不足の兆候が見られた場合には、可能な範囲での数の確保や部品等のリユースを推進することで対策しております。しかしながら、災害等の発生や供給業者の政策変更、倒産等の当社グループでは制御できない要因により、部品等の調達に重大な影響が生じた場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。」
複数業者から調達する一方、一部部品では特定供給業者への依存があり、災害、政策変更、倒産等による調達影響を独立したリスクとして記載している。不足兆候に対して数量確保や部品リユースで対応するとしている。