EV化・自動運転化による電子基板需要の拡大
FY2017に初出。9回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
ユニオンツールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。29社中11社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに0社。
- FY2025後退有価証券報告書
「車載分野では先進運転支援システムやコネクテッド機能の普及が一定の需要を下支えしたものの、米国の関税措置や欧米における電気自動車政策見直しの影響から、需要拡大には至りませんでした。」
EV化・自動運転化による電子基板需要への期待は残るが、先進運転支援・コネクテッド機能が一定の下支えにとどまり、関税・EV政策見直しにより需要拡大には至らないとの表現に弱まった。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当社においては、データセンターのサーバー向けパッケージ基板および高多層基板の分野での需要が急速に拡大しており、高付加価値工具への需要が急増しました。」
生成AI、データセンター、サーバー向け基板という電子機器の新たな成長領域が、前年度から引き続き高付加価値工具需要を押し上げている。 - FY2024-H1前進有価証券報告書
「当社グループに関連深い電子機器業界では、生成AI関連市場が国内外で拡大し、この動きに連動したデータセンターに設置されるサーバー向けパッケージ基板および高多層基板への需要拡大の状況が継続しました。」
従来の電子機器・自動車の技術革新への期待や、前年度の生成AI・データセンター分野での動きが、国内外での生成AI市場拡大とサーバー向け基板需要の継続的な拡大として具体化している。 - FY2023前進有価証券報告書
「電子機器業界においては、生成AI関連を中心としたデータセンター向けサーバーなど新たな成長領域で動きがあった」
従来の5G・自動車電子化・AI等の技術高度化の説明が、生成AI、データセンター向けサーバーという具体的な成長領域へ進展した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「両分野とも今後の技術革新により更なる拡大が期待される業界であり、当社グループ製品に対する需要も増加するものと思っております。」
電子機器・自動車の技術革新を背景に、電子基板・高付加価値切削工具への需要拡大を見込む見方が継続している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループに関連深い電子機器業界では、今後有望な新技術への期待感が高く、不透明な環境にあっても常に新たな取組みを続けており、めまぐるしい変化が見られました。」
電子機器の新技術、高速通信、半導体、自動車電装化等による需要拡大への期待と、技術変化が大きいという認識が継続している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「日本を除くアジア地区は、次世代高速通信関連や半導体製造関連の中国国内向けの工具需要の高まりが感じられ」
次世代高速通信関連の需要拡大がアジア地区の工具需要を支える事業環境として引き続き示されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「世界的な自動車産業においてのEV化および自動運転化の流れの中では、電子基板のニーズは引き続き堅調と見られ、特に当社製品の得意とする高付加価値品の需要は堅調に推移するものと期待しております。」
EV化・自動運転化を背景とする電子基板および高付加価値品需要の拡大見通しが継続している。 - FY2017初出有価証券報告書
「世界的な自動車産業においてのEV化および自動運転化の流れの中では、電子基板のニーズは引き続き高まると考えられており」
EV化・自動運転化を背景に電子基板ニーズが高まるという市場構造と、同社製品の高付加価値品需要への期待が初めて明示された。