新型コロナウイルス感染症による経済悪化と最終製品需要減退
FY2020に初出。9回の記載のうち1回が「再掲」。直近の記載はFY2023-Q1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに4社。
- FY2023-Q1中国ロックダウンによる検収遅延有価証券報告書
「なお、当期において中国におけるロックダウン等の影響により機械製品の一部で検収の進捗に遅れが生じていますが、翌四半期以降に順次計上される見込みです。」
中国におけるロックダウン等の影響により機械製品の一部で検収遅延が実際に生じたと説明している。一方、翌四半期以降に順次売上計上される見込みとしている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当連結会計年度(以下、当期)は、引き続き新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、経済活動が制限される状況にありましたが、顧客からの強い引き合いが継続しており、当期の業績に重大な影響を与えたとは認識しておりません。」
感染症の流行と経済活動の制限は継続したが、顧客の強い引き合いが続き、当期業績への重大な影響は認識していないと説明している。 - FY2022-Q3感染症下の供給制約と需要継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(以下、当期)の市場環境は、新型コロナウイルス感染症によるサプライチェーンの混乱や供給制約の影響がみられたものの、5G関連や自動車向けに加え、世界的な脱炭素化の加速などを背景に、幅広い用途で半導体の旺盛な需要が継続しました。」
感染症によるサプライチェーンの混乱・供給制約の影響がみられた一方、5G、自動車、脱炭素化を背景に半導体需要は旺盛に継続した。感染症による経済悪化や最終製品需要の著しい減退が発生したとは記載していない。 - FY2022-Q2巣ごもり需要一巡後も幅広い需要が拡大有価証券報告書
「また、コロナ禍における巣ごもり需要が一巡した後も、5G関連や自動車をはじめとする幅広い用途で半導体、電子部品の需要が高まりました。」
巣ごもり需要が一巡した後も、5G関連や自動車など幅広い用途で半導体・電子部品需要が高まったと説明している。感染症による経済悪化・最終製品需要減退リスク自体を撤回した記載ではない。 - FY2022-Q1感染症下の巣ごもり需要による半導体需要拡大有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(以下、当期)は、5Gの普及に加え、コロナ禍における巣ごもり需要の拡大などにより、前四半期から引き続き民生や車載向けなど幅広い用途で半導体需要が拡大しました。」
新型コロナウイルス感染症下で巣ごもり需要が拡大し、幅広い用途の半導体需要を押し上げたと説明している。本文は、感染症による経済悪化や最終製品需要の著しい減退が当四半期に発生したとは記載していない。 - FY2021感染症下で重大影響なく戦略変更なし有価証券報告書
「これらを踏まえ、当該感染症拡大の影響による当社グループの経営戦略等の変更はありません。ただし、今後、当該感染症の影響により経済状況が悪化し最終製品需要が著しく減退した場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症が全世界に蔓延したものの、顧客からの強い引き合いが継続し、経営戦略等の変更はないと説明している。一方、将来の経済悪化・最終製品需要減退リスクは引き続き記載している。 - FY2021-Q2感染症影響による顧客在庫積み増し有価証券報告書
「また、消耗品である精密加工ツールの出荷は、顧客の高い設備稼働率に加えて、新型コロナウイルスなどの影響で顧客による在庫積み増しの動きもみられたことから高水準で推移しました。」
新型コロナウイルスなどの影響として顧客の在庫積み増しがみられたと説明している。感染症による最終製品需要の著しい減退が発生したとは記載しておらず、ツール出荷は高水準で推移した。 - FY2021-Q1感染症による需要減退の影響は当四半期に顕在化せず有価証券報告書
「新型コロナウイルスの影響が懸念されましたが、顧客は投資計画を崩さなかったことから、当社の精密加工装置の出荷は半導体の量産用途を中心に大幅に増加し、四半期としては過去最高の出荷額となりました。」
新型コロナウイルスの影響が懸念される一方、顧客は投資計画を維持し、量産用途の装置出荷は大幅に増加したと説明している。将来の経済悪化・最終製品需要減退リスク自体を撤回した記載ではない。 - FY2020初出有価証券報告書
「ただし、今後、当該感染症の影響により経済状況が悪化し最終製品需要が著しく減退した場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
感染症の拡大自体は当期後半に発生したが、経済悪化や最終製品需要の著しい減退による業績悪化は将来可能性として記載されている。