地政学的リスクと食材・資源エネルギー価格の高止まり
FY2023に初出。7回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
SAKIGAKEホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。36社中21社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「外食産業におきましては、人流の回復やインバウンド需要等により外食需要は堅調に推移しているものの、原材料価格の高騰、光熱費・建築費等のコスト上昇、人件費の高騰等が経営環境に与える影響は大きく、経営環境は極めて不透明であります。」
原材料、人件費、光熱費、建築費等のコスト上昇が実際の経営環境に影響していると記載している。 - 2026-03-04再掲株主総会
「しかしながら、物価の上昇やエネルギー・原材料価格の高止まり等により、個人消費は節約志向が強まっているほか、米国の通商政策や地政学リスクが懸念される等、依然として景気下振れリスクを抱えた状況が続いております。」
物価、エネルギー・原材料価格、米国通商政策及び地政学リスクを継続して記載している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「米をはじめとした食材価格の高騰による原価率の悪化や人件費の上昇に伴う販売費及び一般管理費の増加に伴い、営業利益は392,535千円となり、前年同期と比べ24,931千円(△6.0%)の減益となりました。」
食材価格高騰と人件費上昇が、原価率悪化及び販売費・一般管理費の増加として実際の営業利益減益要因になったと記載している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「長引くウクライナ情勢等の影響により食材及び資源エネルギー価格の高止まりが続いており、また人口減少に伴う慢性的な人員不足は解消されておらず、先行き不透明な経済環境が続くとの想定から、依然として予断を許さない状況と判断しております。」
地政学情勢、食材・資源エネルギー価格、人員不足に関する従来のリスクを継続して記載している。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「長引くウクライナ情勢等を背景とした原材料・資源コストの高騰、エネルギー価格の高止まりは継続するなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
原材料・資源コスト、エネルギー価格、地政学情勢に関するリスクが継続している。事業等のリスクについて重要な変更はないと明記している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「ウクライナ、中東での緊迫した情勢に加え、原材料・資源コストの高騰、エネルギー価格の高止まり等を背景とした物価の上昇は継続しており、依然として先行きは不透明な状況にあります。」
地政学的情勢、原材料・資源コスト、エネルギー価格に関する従来のリスク状況を再掲している。リスクについて重要な変更はないと明記している。 - FY2023初出有価証券報告書
「ロシア・ウクライナ情勢の影響による食材及び資源エネルギー価格の高止まり、慢性的な人員不足は解消されておらず、先行き不透明な経済環境が続くとの想定から、予断を許さない状況と判断しております。」
調達コスト上昇や安定調達困難化への対応として新たな調達ルート開発を挙げている。