新規事業の進捗未達と先行投資負担
FY2023に初出。11回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載は2026-08-14。
エキサイトホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。19社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「新規事業・サービスにつきましては、企画段階・開発段階において十分なモニタリングを実施するとともに、事業ポートフォリオのバランスを図ることでリスク低減を行っているため、発生可能性は低いと認識しておりますが、不確定要素が多く、新規事業・サービスの展開が想定どおりの進捗を見せない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新規事業の進捗未達と先行投資負担のリスクを継続開示し、モニタリング、ポートフォリオ管理及び投資委員会による審査を対応策として示している。 - 2026-05-15悪化決算
「ONE MEDICAL㈱において診療科目が拡大し、大幅な成長が見込めたことから積極的なプロモーションを行い、売上高は2,874,314千円(前年同期比200.1%増)、営業損益は155,884千円の損失計上(前年同期間5,108千円の利益計上)となりました。」
メディカル事業は大幅増収となった一方、積極的なプロモーションにより営業損失を計上している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間は、ONE MEDICAL㈱において診療科目が拡大し、大幅な成長が見込めたことから積極的なプロモーションを行い、売上高は1,189,667千円(前年同期間92,537千円)、営業損益は124,809千円の損失計上(前年同期間7,222千円の損失計上)となりました。」
新たに拡大したメディカル事業では、診療科目拡大に伴う積極的なプロモーションの結果、売上高は増加した一方、営業損失124,809千円を計上した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「当中間連結会計期間は、SssS事業の成長により、売上高は450,716千円(前期比51.2%増)、営業損益は53,541千円の損失計上(前年同期間64,826千円の損失計上)となりました。」
SaaS・DX事業は売上高が増加し営業損失も縮小したため、先行投資負担の一部縮小が示されている。一方、営業損失はなお継続している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「SaaS・DX事業の一部サービスにおいて、想定していた収益の達成が遅れており、計画値の達成までに時間を要すると判断したため、減損損失を認識しております。」
新規事業の収益達成遅延が顕在化し、SaaS・DX事業で66,508千円の減損損失を計上した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間は、「FanGrowth」や「KUROTEN」等のSaaS事業等の立ち上げに伴う先行投資により、 売上高は468,310千円(前年同期比2.9%減)、営業損益は89,369千円の損失計上(前年同期間133,882千円の損失計上)となりました。」
新規事業の立ち上げに伴う先行投資負担が続き、第3四半期累計で89,369千円の営業損失を計上した。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間は、「FanGrowth」や「KUROTEN」等のSaaS事業等の立ち上げに伴う先行投資により、 売上高は298,052千円、営業損益は64,826千円の損失計上となりました。」
SaaS事業等の立ち上げに伴う先行投資負担が続き、第2四半期累計で営業損失64,826千円を計上した。新たな計画未達とは記載されていない。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間は、「KUROTEN」や「FanGrowth」等のSaaS事業等の立ち上げに伴う先行投資により、売上高は136,901千円、営業損益は38,843千円の損失計上となりました。」
新規事業に伴う先行投資負担が実際に発生し、SaaS・DX事業で38,843千円の営業損失となった。計画未達とは記載されていない。 - FY2023初出有価証券報告書
「新規事業・サービスの展開が想定どおりの進捗を見せない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業への取り組みに付随したシステム投資や広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。」
新規事業の不確実性、システム投資・広告宣伝費の追加負担、利益率低下をリスクとしている。