半導体不足による顧客の生産調整と需要回復の制約
FY2022-Q2に初出。9回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中9社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに5社。
- FY2026削除有価証券報告書当年度の経営環境・事業リスクの記載では、半導体不足による顧客の生産調整を独立したリスクとして記載していない。
- FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「自動車用ベルトは、ユーザーの半導体不足に起因する減産が解消され、生産が回復しており、前年同期を上回る傾向で推移し、売上高が増加しました。 搬送ベルトは、食品工場向け補修ベルト販売が好調に推移しましたが、半導体製造装置向けが低調であったため、売上高が減少しました。」
自動車用ベルトでは半導体不足に起因するユーザー減産の影響が解消した一方、半導体製造装置向けでは低調が続いており、半導体関連の影響が用途別に分かれる状況を継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「自動車用ベルトは、前期の半導体不足による減産からユーザーの生産が回復しており、前期を上回る傾向で推移し、売上高が増加しました。一般産業用ベルトは、金融端末向けの受注が好調でしたが、射出成形機や工作機械などの市場の落ち込みにより、売上高が減少しました。搬送ベルトは、食品工場向け補修ベルト販売が好調に推移しましたが、物流業界向けは低調であったため、売上高が減少しました。合成樹脂素材は、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減の影響を受けて、売上高が減少しました。」
半導体不足による自動車メーカーの減産影響は緩和している一方、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減が合成樹脂素材に影響するなど、半導体関連の影響が用途別に分かれる状況を継続している。 - FY2024-Q1半導体不足の影響が用途別に分化有価証券報告書
「自動車用ベルトは、前期の半導体不足による減産からユーザーの生産が回復しており、前年同期を上回る傾向で推移しました。 一般産業用ベルトは、金融端末向けの受注が好調でしたが、射出成形機や工作機械などの市場の落ち込みにより、売上高が減少しました。 搬送ベルトは、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減の影響を受けて、売上高が減少しました。 また、合成樹脂素材についても、搬送ベルトと同様、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減の影響を受けて、売上高が減少しました。」
自動車用ベルトでは前期の半導体不足による減産からユーザー生産が回復した一方、半導体製造装置・液晶製造装置の生産減が搬送ベルトや合成樹脂素材に影響しており、半導体関連の影響が用途別に分かれている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「一般産業用ベルトは、半導体不足による顧客での生産調整の影響を受けたことなどから減少しました。また、OA機器用ベルトについても半導体不足の解消により、顧客の生産が回復し、売上高が増加しました。」
半導体不足による顧客の生産調整は一般産業用ベルトに残る一方、OA機器用ベルトでは不足解消と顧客生産回復が記載され、影響は用途により分かれている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車用ベルトは、新型コロナウイルス、半導体不足によるユーザの減産影響により売上高が減少しました。」
半導体不足がユーザーの減産として実際に発生し、自動車用ベルトの売上高減少に影響している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「また、四輪車用については半導体不足によるユーザの生産調整があったものの、補修市場の拡販に注力した結果、前連結会計年度を上回る結果となりました。」
半導体不足による顧客の生産調整が続く一方、補修市場の拡販により海外四輪車用ベルトは前年度を上回った。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「自動車用ベルトは、半導体不足による顧客の生産調整があったものの、生産回復に伴い、組み込みライン用の売上高が増加するとともに、補修市場向けも増加しました。」
半導体不足による顧客の生産調整が引き続き発生しているが、顧客の生産回復と組み込みライン用・補修市場向けの増加も記載している。 - FY2022-Q2初出有価証券報告書
「自動車用ベルトは、半導体不足による顧客の生産調整があったものの、生産回復に伴い、組み込みライン用の売上高が増加するとともに、補修市場向けも増加しました。」
半導体不足が顧客の生産調整として実際に発生し、自動車用ベルトの販売に影響したことを初めて独立したテーマとして記載している。一方、顧客の生産回復も併記している。