国内農業市場の縮小リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2024-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- FY2024-H1再掲有価証券報告書
「肥料・バイオスティミュラント分野において、国内市場では、流通過程における過剰在庫の影響が継続しており、ハウス肥料や養液栽培用肥料等の販売が前年同期比で減少しました。」
流通過程の過剰在庫による国内肥料販売の減少が引き続き記載された。 - FY2024-Q1国内農薬・肥料販売の減少有価証券報告書
「国内市場では殺虫剤「オリオン」の果樹向け販売が好調に推移したものの、殺虫剤「オンコル」、殺ダニ剤「ダニサラバ」、殺菌剤「カリグリーン」などが前年同期比で減少いたしました。肥料・バイオスティミュラント分野において、国内市場では流通過程における過剰在庫の影響が引き続いており、ハウス肥料や養液栽培用肥料等の販売が前年同期比で減少しました。」
国内市場では複数の農薬製品と、過剰在庫の影響を受けたハウス肥料・養液栽培用肥料等の販売減少が記載された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「近年における国内の農業市場は、国内人口の減少、農作物の販売価格の下落や、農業従事者の高齢化・後継者不足により漸減傾向が続いております。」
従来の販売価格下落、高齢化、後継者不足に加え、国内人口の減少が市場縮小要因として明示された。 - FY2021-Q3国内農薬減少継続有価証券報告書
「国内農薬市場では、当社が注力しているグリーン農薬の殺ダニ剤「サフオイル」の売上高が増加しましたが、競合農薬メーカーの新規殺虫剤等の影響を受けて殺虫剤「ハチハチ」、「オリオン」、殺ダニ剤「ダニサラバ」などの売上高が減少いたしました。」
国内農薬市場で複数製品の売上高減少が続く一方、サフオイルは増加した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「近年における国内の農業市場は、農作物の販売価格の下落や、農業従事者の高齢化・後継者不足により漸減傾向が続いております。今後の国内市場の動向としましても、政府の農業政策の方針によっては、依然として不透明な環境が継続すると予想されます。」
国内農業市場の漸減と、農業従事者の高齢化・後継者不足、農業政策による不透明感が引き続きリスクとして記載された。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「農薬分野においては、国内農薬市場の不振により国内向けの出荷量が落ち込みました。」
当四半期の業績説明では国内農薬市場の不振が示された一方、事業等のリスクについては重要な変更がないとされた。 - FY2017再掲有価証券報告書
「近年における国内の農業市場は、農作物の販売価格の下落や、農業従事者の高齢化・後継者不足により漸減傾向が続いております。今後の国内市場の動向としましても、政府の農業政策の方針によっては、依然として不透明な環境が継続すると予想されます。」
販売価格下落、高齢化、後継者不足、農業政策を背景とする国内農業市場の漸減・不透明感が引き続き記載された。 - FY2016初出有価証券報告書
「近年における国内の農業市場は、農作物の販売価格の下落や、農業従事者の高齢化・後継者不足により漸減傾向が続いております。今後の国内市場の動向としましても、政府の農業政策の方針によっては、依然として不透明な環境が継続すると予想されます。こうした外部環境等により、国内の農業市場が将来的に縮小した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
販売価格下落、高齢化、後継者不足、農業政策を背景とする国内農業市場の縮小可能性が、業績影響リスクとして初めて整理された。