米中貿易摩擦等による景気減速・先行き不透明感
FY2020-Q3に初出。8回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2022。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。35社中13社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに9社。
- FY2022削除有価証券報告書
「企業を取り巻く環境や労働人口減少に伴う企業経営の効率化などの動きにより当社が事業を展開する市場は今後も拡大すると予想されるものの、企業の景気による影響や各種新技術の発展による影響を受ける可能性があります。」
米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染症に特定した従来の外部環境リスクは本有価証券報告書では確認できず、景気動向・業界動向の変化という一般的なリスク記載に置き換わっている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社が事業を展開するAI-OCR市場は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により国内外の経済が依然として厳しい状況にある中でも、業務効率化を目指す事業者を中心に当社製品の導入が進み、今後も市場の成長は持続するものと予測しております。」
新型コロナウイルスによる国内外経済の厳しさを引き続き示しているが、前四半期から外部環境リスクの実質的な拡大は確認できない。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社が事業を展開するAI-OCR市場は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により国内外の経済が依然として厳しい状況にある中でも、業務効率化を目指す事業者を中心に当社製品の導入が進み、今後も市場の成長は持続するものと予測しております。」
新型コロナウイルスによる国内外経済の厳しさを示しつつ、AI-OCR市場の成長継続と製品導入の進展を説明しており、外部環境リスクの実質的な拡大は確認できない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当社が事業を展開するAI-OCR市場は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響が大きく出始めた当事業年度末においても業務効率化を目指す事業者を中心に導入が進み、今後も市場の成長は持続するものと予測しておりますが、現時点で、新型コロナウィルスが収束していないことから、先行きについては非常に見通しが難しい状況であります。」
AI-OCR市場の導入進展を示す一方、新型コロナウイルスが収束しておらず先行きが非常に見通しにくいとの説明が加わり、外部環境リスクが再び明確化された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「コロナ禍において、紙帳票によって行われていた申込みや契約に関する業務のデジタルシフトが進み、紙帳票とデジタル両方の業務フローの効率化が求められています。」
新型コロナウイルス感染症下の事業環境変化が、デジタルシフトの背景として引き続き言及されている。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「加えて、本年生じた新型コロナウイルス感染症の感染拡大の結果、企業は労働者の働き方改革や業務の効率化を意識した事業運営が求められる基調となっております。」
新型コロナウイルス感染症を含む外部環境の変化が引き続き事業環境として言及されているが、前 filing からリスク要因の実質的な拡大は確認できない。 - FY2020悪化有価証券報告書
「米中の貿易摩擦や英国のEU離脱問題に加え、新型コロナウィルス感染症の世界的な流行により世界経済の見通しは極めて不透明となり、今後の事業活動への影響が大いに懸念される状況となっております。」
従来の貿易摩擦等による不透明感に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が明示され、外部環境リスクの要因と懸念の範囲が拡大した。 - FY2020-Q3初出有価証券報告書
「米中の貿易摩擦による景気減速懸念等、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
外部環境に関するリスクとして初めて記載。