固定資産減損の見積り不確実性と減損損失
FY2021に初出。6回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q3。直近の記載はFY2026。
ニイタカがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。15社中5社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに2社。
- FY2026当期減損損失なし有価証券報告書
「当連結会計年度(自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)該当事項はありません。」
前年度に連結子会社の事業用資産について5,543万円の減損損失を計上したが、当連結会計年度の減損損失は計上されていない。将来キャッシュ・フロー等の見積りに不確実性が残る旨は継続している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、連結子会社が保有する事業用資産について、収益性が著しく低下したことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。内訳は、建物15,122千円、土地21,722千円、機械装置17,303千円、その他の設備1,282千円となっております。」
収益性が著しく低下した連結子会社の事業用資産について、建物・土地・機械装置等合計55,430千円の減損損失を計上した。 - FY2024通期の減損損失額更新有価証券報告書
「当社の連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司が建設する中国第2工場の建設中止決定に伴う損失を事業撤退損として計上しております。内訳は、固定資産の減損損失290,329千円、清算関連費用397,562千円となっております。」
中国第2工場の建設中止に伴う固定資産の減損損失は、通期で290,329千円、清算関連費用は397,562千円として確定的に開示されている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司が建設する中国第2工場の建設中止決定に伴う損失を事業撤退損として計上しております。内訳は、固定資産の減損損失288,166千円、清算関連費用394,768千円となっております。」
前回は中国第2工場について減損の兆候があるものの当期損失なしとされていたが、建設中止に伴い固定資産の減損損失2億8,816万6千円が実際に計上された。 - FY2022減損兆候継続・当期損失なし有価証券報告書
「これらの見積りは、将来の不確実な経済条件の変動などによって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。」
中国第2工場について減損の兆候を判定したものの当期の減損損失は計上していない。将来キャッシュ・フロー等の見積りが翌年度以降の財務諸表に重要な影響を与える可能性は継続している。 - FY2021初出有価証券報告書
「これらの見積りは、将来の不確実な経済条件の変動などによって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。」
固定資産の減損について、将来キャッシュ・フロー、正味売却価額および割引率を用いた見積りの不確実性を記載している。当連結会計年度には減損損失10億5,902万5千円を計上しており、見積り対象のリスクが実際の損失として発生している。