M&Aにおけるのれんの減損リスク等の影響
FY2021-Q2に初出。15回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。91社中37社が悪化側に。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「これは主として、のれんが506,612千円増加したことによるものです。」
新たな子会社取得等によりのれんが前連結会計年度末から506,612千円増加し、当中間連結会計期間末の残高は746,040千円となった。減損リスクの対象となる企業結合関連資産の規模が拡大しているが、減損の発生自体は記載されていない。 - 2026-05-14対処決算
「のれん 239,427 220,397」
のれん残高が2025年12月末の239,427千円から2026年3月末の220,397千円へ減少し、当四半期に償却が進んでいる。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当社グループでは、連結貸借対照表において企業結合により生じたのれん及び無形資産を計上しております。この資産については、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
M&Aによりのれんに加えて技術関連資産等の無形資産も計上対象となり、八興システムズ等の企業結合によりのれん残高は239,427千円となっている。減損リスクの対象範囲が拡大している。 - FY2025-H1のれん残高・償却額の中間期更新有価証券報告書
「のれん 202,787 176,002」
のれんは2024年12月末の202,787千円から2025年6月末の176,002千円へ減少し、当中間連結会計期間に26,785千円の償却額を計上している。 - FY2024のれん・技術関連資産の取得原価配分確定有価証券報告書
「(1)発生したのれんの金額 172,156千円 なお、中間連結会計期間末及び第3四半期連結会計期間末において、暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度末に取得原価の配分が確定しております。」
企業結合に伴うのれんの取得原価配分が確定し、のれん172,156千円、技術関連資産149,324千円を計上し、いずれも5年間で均等償却することとなった。 - FY2024-H1新規企業結合ののれん暫定計上有価証券報告書
「(1)発生したのれんの金額 219,831千円 なお、のれんの金額は、中間連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額であります。」
イノベーティブ・ソリューションズの51%取得に伴うのれん219,831千円を暫定計上し、取得原価配分と償却期間はなお算定中としている。新たな企業結合に伴うのれん残高と会計処理の不確定性が記載されている。 - FY2024-Q1新規企業結合ののれん未確定有価証券報告書
「4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間 現時点では確定しておりません。」
新たに取得した株式会社イノベーティブ・ソリューションズについて、企業結合に伴うのれんの金額、発生原因、償却方法および償却期間が現時点で未確定と記載している。 - FY2023-Q3のれん残高更新有価証券報告書
「のれん 28,923 71,770」
企業結合に伴うのれん残高が前連結会計年度末の28,923千円から71,770千円となった。のれんの減損リスクについて重要な変更はないと記載している。 - FY2023-Q2のれんの暫定計上有価証券報告書
「(1)発生したのれんの金額 75,775千円 なお、のれんの金額は、当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額であります。」
ミニコンデジタルワーク株式会社の企業結合に伴い、のれん75,775千円を暫定計上した。取得原価の配分と償却期間はなお算定中である。 - FY2023-Q1新規企業結合ののれん未確定有価証券報告書
「4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間 現時点では確定しておりません。」
2023年4月11日に子会社化したミニコンデジタルワーク株式会社について、企業結合に伴うのれんの金額、発生原因、償却方法および償却期間は現時点で未確定と記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループでは、連結貸借対照表において企業結合により生じたのれんを計上しております。この資産については、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
企業結合により生じたのれんの減損リスクを継続記載し、デューデリジェンス、買収価格の審議、買収後のモニタリング等の対応策を具体化している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「(1)発生したのれんの金額 115,695千円 なお、第2四半期連結会計期間末及び第3四半期連結会計期間末において、取得原価の配分が完了しておらず、暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度末に取得原価の配分が確定しております。」
企業結合に伴うのれんリスクを継続記載し、取得原価配分確定後ののれん金額と償却期間を開示している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループでは、連結貸借対照表において企業結合により生じたのれんを計上しております。この資産については、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
企業結合により生じたのれんの減損リスクを継続記載し、期末ののれん86,771千円、発生額115,695千円、2年間の均等償却を示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループでは、連結貸借対照表において企業結合により生じたのれんを計上しております。この資産については、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
企業結合により生じたのれんについて、事業計画との乖離等により期待キャッシュ・フローが生み出されない場合の財政状態・経営成績への影響可能性を引き続き記載している。のれん残高は130,994千円である。 - FY2021-Q2初出有価証券報告書
「当社グループでは、連結貸借対照表において企業結合により生じたのれんを計上しております。この資産については、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
株式会社エグゼクションの子会社化に伴ってのれんを計上しており、事業計画との乖離などにより期待キャッシュ・フローが生み出されない場合、減損を通じて財政状態や経営成績に影響する可能性を新たなリスクとして記載している。