度重なる自然災害による景気回復への影響
FY2019-Q2に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2022。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。12社中4社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに6社。
- FY2022削除有価証券報告書前回まで記載されていた自然災害による景気回復への影響について、本有価証券報告書では個別の経済環境要因としての言及が確認できない。
- FY2021再掲有価証券報告書
「テープ基材等に使用される紙・布へのラミネート製品については、事業者間の荷動き低下による梱包用テープの需要減少や、自然災害の備えとしての養生用テープの需要一服による受注の落ち込みがありました。」
自然災害への備えによる養生用テープ需要の増加は一服し、梱包用テープ需要の減少とともに受注の落ち込み要因となった。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「テープ基材等に使用される紙・布へのラミネート製品については、新型コロナウイルスの影響による物流の停滞によって梱包用テープの需要が減少したことに加え、自然災害の備えとしての養生用テープの需要一服により受注が減少しましたが、シノムラ化学工業株式会社の子会社化により、増収となりました。」
前期に受注増を支えた自然災害への備えによる養生用テープ需要が一服し、物流停滞による梱包用テープ需要減少とともに受注減少要因となった。 - FY2021-Q2防災需要の一服有価証券報告書
「テープ基材等に使用される紙・布へのラミネート製品については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて物流が低調で、梱包用テープの需要が減少したことや、自然災害の発生に備えて増加していた養生用テープの需要が一服したことから受注が減少し、減収となりました。」
前期に受注増を支えた自然災害への備えによる養生用テープ需要が一服し、物流低調による梱包用テープ需要減少と合わせて受注減少要因となった。 - FY2021-Q1防災需要による受注増有価証券報告書
「テープ基材等に使用される紙・布へのラミネート製品については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による物流の停滞で梱包用テープの需要は減少したものの、自然災害の発生に備え、顧客であるテープメーカーの養生用テープ増産によって受注が増加し、増収となりました。」
自然災害への備えに伴う顧客の養生用テープ増産が、ラミネート製品の受注増・増収要因となった。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「テープ基材等に使用される紙・布へのラミネート製品については、合理化と価格対応による国内テープメーカーとの取引拡大に昨年秋発生した台風被害の復旧に伴う需要増が重なり、増収となりました。」
昨年秋の台風被害が実際に発生し、復旧需要として産業資材の増収要因になったと記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「わが国経済においては、個人消費、設備投資の持ち直しと輸出取引の増加によって景気は緩やかな回復基調にありますが、人手不足の深刻化に伴う人件費の上昇や自然災害の発生、米中貿易摩擦の影響等により、景気回復ペースに減速感が見え始めてまいりました。」
自然災害の発生が、前回に続いて景気回復ペースの減速要因として記載されている。 - FY2019-Q2初出有価証券報告書
「わが国経済においては、これまで個人消費や設備投資の持ち直しと底堅い内外需によって企業収益が改善し、景気は緩やかな回復基調にありましたが、人手不足の深刻化とそれに伴う人件費の上昇、並びに原油高の影響に加え、度重なる自然災害や過熱する米中貿易摩擦の影響などもあって、景気回復に陰りが見え始めてまいりました。」
度重なる自然災害が国内景気の回復に陰りをもたらす要因として新たに記載された。