優秀な技術者の確保・育成と退職リスク
FY2016に初出。5回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
CRI・ミドルウェアがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。16社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに6社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループの製品開発は高い技術力が必要となるため、優秀なエンジニアを採用して、育成することが重要な課題であります。そのため当社グループでは、高い資質を持つ人材を採用するために、働く環境や処遇面の改善に取り組んでおりますが、今後、人材の獲得競争が激化する等により、エンジニア採用に支障が生じたり、離職者が著しく増加した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の多数退職リスクに加え、人材獲得競争の激化による採用支障を明示し、リスク要因の範囲を広げた。 - FY2021再掲有価証券報告書
「しかしながら、何らかの理由で短期間に集中して多数の技術者が退職する事態が発生した場合、当社グループの技術力や開発力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
技術者の採用・育成・職場環境改善を行う一方、多数退職時の技術力・開発力低下リスクを継続記載。 - FY2020再掲有価証券報告書
「そのため当社グループでは、高い資質を持つ社員を厳選して採用し、技術面と人格面からの育成に注力しております。また、社員が常に高いモチベーションを持って働けるよう、職場環境の向上や企業風土の醸成を心がけています。しかしながら、何らかの理由で短期間に集中して多数の技術者が退職する事態が発生した場合、当社グループの技術力や開発力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
技術者の採用・育成・職場環境改善による対応と、多数退職時のリスクを継続記載。 - FY2018対応策を具体化有価証券報告書
「そのため当社グループでは、高い資質を持つ社員を厳選して採用し、技術面と人格面からの育成に注力しております。また、社員が常に高いモチベーションを持って働けるよう、職場環境の向上や企業風土の醸成を心がけています。」
技術者の確保・育成リスクに対し、採用、育成、職場環境改善などの対応策を具体的に記載。 - FY2016初出有価証券報告書
「しかしながら、何らかの理由で多くの技術者が退職する事態が発生した場合、当社グループの技術力や開発力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
技術者の退職による技術力・開発力低下の可能性をリスクとして初出。