輸入取引に伴う為替変動リスク
FY2026-H1に初出。8回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」は2026-07-14。直近の記載は2026-10-14。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。66社中42社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに20社。
- 2026-10-14顕在化決算説明資料
「2Q累計は円安による仕入コストの上昇と成長投資により連結営業利益率1.0%にとどまる」
円安による仕入コスト上昇が連結営業利益率の低下要因として実績に表れており、輸入取引に伴う為替変動リスクの影響が記載された。 - FY2027-H1再掲有価証券報告書
「当社グループは製品の多くを海外の生産工場から輸入しているため、決済通貨の急激な為替の変動が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。為替の変動リスクへの対応として、想定仕入見込額に基づく先物為替予約取引を実行しており、2026年8月31日現在5,463,536千円の米ドル買建ての為替予約取引の契約を行っており、1年超に受渡日が到来する契約額は923,899千円となっております。」
海外子会社を含むグループの為替リスクとして再整理され、為替予約契約額は5,463,536千円、うち1年超分は923,899千円と記載された。ヘッジ方針の検討と取締役会による定期的なモニタリングも追加されている。 - FY2026再掲有価証券報告書
「為替の変動リスクへの対応として、想定仕入見込額に基づく先物為替予約取引を実行しており、2026年2月28日現在6,283,098千円の米ドル買建ての為替予約取引の契約を行っており、1年超に受渡日が到来する契約額は5,508,606千円となっております。」
輸入に伴う為替変動リスクと先物為替予約による対応が継続している。契約額は6,283,098千円、うち1年超分は5,508,606千円と記載された。 - 2026-04-14対処決算説明資料
「当社は、毎月の外貨仕入の支払レートを平準化するために、短中期の為替予約を実行」
短中期の為替予約による支払レートの平準化を説明し、急激な円安による粗利率の悪化分を為替予約でヘッジして経常利益以下でカバーしたとしている。基礎的な為替変動リスクが消滅したとの記載ではない。 - FY2026-H1初出有価証券報告書
「当社は製品の多くを海外の生産工場から輸入しているため、決済通貨の急激な為替の変動が発生した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。為替の変動リスクへの対応として、想定仕入見込額に基づく先物為替予約取引を実行しており、2025年8月31日現在8,618,955千円の米ドル買建ての為替予約取引の契約を行っており、1年超に受渡日が到来する契約額は2,808,960千円となっております。」
海外生産品の輸入に伴う為替リスクを明示し、為替予約契約額も記載している。為替差損益は発生しているが、急激な変動によってリスクが顕在化したとの明示はない。