国内アパレル市場の成熟化とデジタルによる購買行動変化
FY2018に初出。18回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。10社中1社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2027-H1EC化率低下継続有価証券報告書
「EC取扱高 連結取扱高 22,120 141,840 15.60 △1.01」
EC化率は15.60%となり、前年同期から1.01ポイント低下した。ECを活用する構造は継続しているが、当中間期は構成比が低下した。 - FY2025-H1EC好調による店舗押上げ一巡の補完有価証券報告書
「売上収益では、店舗売上が前年の新型コロナウイルス感染症の5類移行による店頭回帰に伴う押し上げ効果の一巡による影響を受けたものの、好調なEC売上がそれをカバーする格好で前年同期間より大きく伸長しました。」
前年の店頭回帰による押上げ効果が一巡した一方、好調なEC売上が店舗売上の影響を補完し、全体の売上収益は前年同期比6.8%増となった。 - FY2024-Q3既存店売上の連続前年超過有価証券報告書
「実際、既存店売上は2023年12月まで22ヶ月連続で前年超過を達成しております。」
人流回復と外出需要の回復を背景に、既存店売上が2023年12月まで22ヶ月連続で前年を上回った。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「売上収益では、新型コロナウイルス感染症の5類移行による経済・社会活動の正常化が進み、外出需要や都市集客の回復が継続したことなどから、店舗売上はアパレルが牽引する格好で一貫して前年同期間より伸長しました。」
感染症対策の進展と人流回復を背景に、外出需要及び都市集客の回復が継続し、店舗売上が前年同期を上回った。 - FY2023通常営業下の外出需要回復継続有価証券報告書
「売上収益では、新型コロナウイルス感染症対策の進展や行動制限の緩和が人流の戻りを促し、外出需要の回復や都市集客の復調が継続しました。」
感染症の再拡大が続く一方、行動制限緩和と人流回復により、外出需要・都市集客の回復が通期で継続した。 - FY2023-Q3行動制限緩和下の外出需要回復継続有価証券報告書
「売上収益では、新型コロナウイルス感染症対策の進展や行動制限の緩和に伴い、人流の戻りを受けて外出需要の回復や都市集客の復調が継続しました。7月以降の第七波、11月以降の第八波と新型コロナウイルス感染症が断続的に再拡大したものの、店舗売上は概ね一貫して前年より大きく伸長しました。」
感染症の再拡大が続く一方、行動制限の緩和と人流回復により、外出需要及び都市集客の回復が継続し、店舗売上は前年を上回った。 - FY2023-Q2外出需要回復継続・台風影響有価証券報告書
「売上収益では、第1四半期連結会計期間同様に、当第2四半期連結会計期間も新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言等の発令はなく、商業施設の休業や時短営業のない通常営業を行えたため、人流の戻りを受けて外出需要の回復が継続しました。7月に新型コロナウイルス感染症の再拡大、9月には台風上陸のマイナス影響があったものの、店舗売上は前年より大きく伸長しました。」
外出需要の回復と通常営業の継続により店舗売上が前年より大きく伸長した一方、感染症再拡大及び台風上陸のマイナス影響も発生した。 - FY2023-Q1外出需要回復・店舗売上伸長有価証券報告書
「3年ぶりに商業施設の休業や時短営業のないゴールデンウィークになるなど、人流の戻りを受けてアパレルと雑貨の双方で外出需要の回復がみられました。」
感染症下で続いていた外出・通勤需要の弱さに対し、当四半期は人流回復を背景にアパレル・雑貨双方で外出需要が回復した。 - FY2022通期既存店売上回復有価証券報告書
「しかしながら、前年と比較して店舗の休業や、営業時間の短縮が少なかったこと、また外出需要の回復を受けてアパレルを中心に秋・冬物需要の旺盛さが継続したこと、加えて春のセレモニー需要が根強かったことなどから、既存店売上は上期に続いて下期も前年同期を上回り、通期では5.2ポイント上回る結果となりました。」
構造改革による店舗数減少とコロナ禍の影響が残る一方、外出需要、秋冬物需要及びセレモニー需要を背景に既存店売上は通期で前年を5.2ポイント上回った。 - FY2022-Q3第3四半期の需要回復と構造変化の継続有価証券報告書
「また、第3四半期連結会計期間においては、緊急事態宣言の解除や天候・気温等の追い風を背景に、アパレルを中心に秋・冬物需要が継続して旺盛だったことから、既存店売上は前年同期を5.7ポイント上回る結果となりました。」
COVID-19や構造改革による店舗数減少の影響が残る一方、緊急事態宣言解除後に秋冬物需要と既存店売上が回復した。 - FY2022-Q2デルタ株による回復鈍化とチャネル差の継続有価証券報告書
「もともと構造改革に伴う大量退店の影響が見込まれていたほか、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言等の切れ目ない発令やデルタ株の感染急拡大を受けた外出自粛による消費マインドの低迷が想定を超えて長期間継続したことがその背景となります。」
既存の都心・高トラフィック立地の回復遅れに加え、デルタ株と外出自粛による消費マインド低迷が長期化し、店舗販路の回復を抑えた。 - FY2022-Q1需要変化への対応と回復の芽有価証券報告書
「百貨店を中心に展開するミドルアッパーブランドは、差別化された付加価値の高い商品開発を行う一方で、生活様態の変化に伴う通勤着需要の減少などに対し、ブランドらしさを残しながらカジュアル化を行うなどの変化が求められています。」
通勤着需要の減少という購買行動の変化が続く一方、カジュアル化や生活雑貨業態の健闘など、需要変化への対応と一部回復の兆しを記載している。 - FY2021-Q3外出着需要からイエナカ需要への変化継続有価証券報告書
「強みとしていた外出・通勤といった女性向けアパレルのオンニーズからイエナカを中心とするオフニーズへの顧客変化へ十分に対応しきれずに苦戦しました。」
国内アパレル市場の成熟化やEC拡大に加え、COVID-19下で顧客需要が外出・通勤向けから在宅向けへ移行し、既存の強みであった女性向けアパレルへの影響が続いた。 - FY2021-Q2回復の二極化継続有価証券報告書
「アパレル業態では主に近隣型ショッピングセンターに展開している「シューラルー」において売上回復が見られるものの、これまでハイ・トラフィックな立地であった都心百貨店や駅・ターミナル周辺を中心として集客力の回復に苦戦しています。一方でウィズ・コロナの生活をサポートする生活雑貨業態の健闘が光り、バラエティに富んだ生活雑貨を取り扱う「ワンズテラス」や、内食需要をうまく取り込んだ「212キッチンストア」が前年同期を上回る売上水準で推移しました。」
COVID-19下で、近隣型ショッピングセンター及び生活雑貨・内食関連ブランドは回復・前年超えとなる一方、都心百貨店や駅周辺店舗は集客回復が遅れるチャネル別の差異が続いた。 - FY2021-Q1感染症によるチャネル別回復差有価証券報告書
「6月以降の客足の戻りは営業チャネルによってまちまちですが、ハイ・トラフィックな立地である駅・ターミナル周辺や都心の百貨店の店舗で戻りが鈍い一方、ウィズ・コロナの生活をサポートし、バラエティに富んだ生活雑貨を取り扱う「ワンズテラス」や、内食需要をうまく取り込んだ「212キッチンストア」が前年を大きく上回る売上水準となりました。」
市場成熟化やEC拡大という構造変化に加え、COVID-19下で都心・高トラフィック立地の回復が鈍い一方、生活雑貨・内食関連ブランドが需要を取り込むチャネル別の差異が現れた。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当ファッション業界においては、少子高齢化を背景とした人口減少に伴い、従来型の店舗販売を中心とした国内アパレル市場が成熟化する反面、デジタル化の伸展に伴うEC(電子商取引)の拡大やシェアリングエコノミーに対応したサービスが広がるなど、消費者の購買意識の変化と購買行動の多様化によって、競争環境は大きく変化しています。」
国内アパレル市場の成熟化、EC拡大、シェアリングエコノミー及び購買行動の多様化を構造的な事業環境として継続している。 - FY2019-Q2購買行動と市場領域の多様化有価証券報告書
「一方、デジタル化の進展に伴うEC(電子商取引)の拡大やレンタル、リユースといったシェアリングエコノミーサービスの台頭など、消費者の購買行動の多様化を背景に新たなファッションマーケットには新規参入企業も散見されます。」
店舗からECへのシフトに加え、レンタル・リユース等のシェアリングエコノミーと新規参入企業を市場環境の変化として追加している。 - FY2018初出有価証券報告書
「国内アパレル市場の成熟化が強まるなか、デジタル化の進展を背景に店舗販路からEC販路への顧客シフトが続いたほか、事業承継も相俟って業界再編が不可避な情勢となっています。」
市場成熟化、店舗からECへの顧客シフト及び業界再編を、事業環境の構造的な変化として記載している。