安定配当と内部留保の両立
FY2016に初出。6回の記載のうち3回が「後退」で、最初の「後退」はFY2018。直近の記載は2026-05-13。
イントランスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より7年早い。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに13社。
- 2026-05-13後退業績予想の修正
「2027年3月期(予想) - 0.00 - 0.00」
2027年3月期についても期末配当予想を0.00円としており、安定配当・復配の具体化は進んでいない。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当社グループは、継続的かつ安定的な配当による株主に対する還元を重要な経営課題として認識しております。しかしながら、近年の業績状況などにより、内部留保の充実が最優先課題であると考えており、経営体質の強化と、現在注力する事業領域の拡大のための投資として充当し、企業価値を高めていくことこそが、株主価値の最大化につながると考えております。」
安定配当の方針を掲げつつ、現時点では内部留保の充実と事業領域拡大への投資を優先する考えを再確認している。 - FY2024後退有価証券報告書
「次期以降の利益配分については、現在進める事業領域の拡大により早期の経営安定化を図り、各事業年度ごとの経営成績、財政状態を勘案し、内部留保とのバランスを取りながら検討していく方針であり、早期の復配を目指してまいりますが、現時点において実施時期は未定であります。」
2024年3月期も無配とし、復配を目指す方針は維持したが、実施時期は未定と明示している。 - FY2018後退有価証券報告書
「平成30年3月期連結業績の結果を踏まえ、平成30年3月期の配当金につきましては、74,695千円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしましたことから、誠に遺憾ながら無配とさせていただきました。次期以降の利益配分については、早期の黒字化を図り、復配を目指してまいります。」
安定配当方針に対し、当期は74,695千円の親会社株主帰属当期純損失を理由に無配となり、次期以降は早期黒字化と復配を目指す表現に変化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、中長期的に企業価値を向上させるとともに、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しながらも、継続的かつ安定的な配当による株主還元を行い、バランスの取れた経営戦略が重要であると認識しております。」
企業価値向上、将来投資のための内部留保、安定配当を両立する方針を再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、中長期的に企業価値を向上させるとともに、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しながらも、継続的かつ安定的な配当による株主還元を行い、バランスの取れた経営戦略が重要であると認識しております。」
企業価値向上、内部留保、安定配当を同時に重視する配当方針。