人財の採用・教育不足と労務コスト上昇
FY2016に初出。7回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
物語コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中14社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに14社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、店舗運営に不可欠な人材(新卒、中途採用)の確保や定着が困難となるリスクや、適切な教育が行き届かずサービス品質が低下するリスクが高まっております。」
人財の供給不足に加え、採用・定着の困難化と教育不足によるサービス品質低下のリスクを明示した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「原材料価格や光熱費、人件費の上昇、人財の供給不足の深刻化」
人財の供給不足の深刻化が、従来の採用・教育上の課題に加わる外部環境として明示された。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「また、新業態の開発、人材の採用や教育面の強化、物流体制の見直しを図るとともに、世代交代と業務執行体制の一層の強化を目的とした機構改革を実施し、中長期的な成長の実現に向けた基盤づくりに取り組んで参りました。」
人材の採用・教育強化を人材面の課題への対応として継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「新規学卒採用だけでなく、既存店舗に勤務しているパートナー(パートタイマー、アルバイト)からの社員登用や、異業種を含めた職業キャリアの採用(中途採用)など、優秀な「人財」の獲得に取り組んで参ります。また「人財」教育に関しましては、実践を通じた教育に加え、教育専門機関「物語アカデミー」のプログラムを改善し、専門知識を習得する機会を増やし、プロフェッショナルとなり得る「人財」を育成して参ります。」
社員登用・中途採用・物語アカデミーによる採用教育の対応策を継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「さらに人材の採用や教育にも一層注力し、中長期的な成長の実現に向けた体制づくりに取り組んで参りました。」
人材不足への対応として、採用・教育への注力を継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「新規学卒採用だけでなく、既存店舗に勤務しているパートナー(パートタイマー、アルバイト)からの社員登用や、異業種を含めた職業キャリアの採用(中途採用)など、優秀な「人財」の獲得に取り組んで参ります。また「人財」教育に関しましては、実践を通じた教育に加え、教育専門機関「物語アカデミー」のプログラムを改善し、専門知識を習得する機会を増やし、プロフェッショナルとなり得る「人財」を育成して参ります。」
出店拡大に伴う人財確保・教育のリスクを示しつつ、社員登用、中途採用、物語アカデミーのプログラム改善を対応策として再提示した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループ直営店及びフランチャイズ加盟企業の拡大出店に対する「人財」の確保及び教育が追いつかない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
出店拡大に対する人材確保・教育の遅れに加え、社会保険・労働規制強化による費用増加を記載している。