欧米の政治的リスク・東アジアの地政学的リスクの高まり
FY2018-Q2に初出。11回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
Aoba‐BBTがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。77社中45社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに32社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「日本及び先進国経済は、中東情勢の緊迫化を背景とした原油価格の高騰や供給不安に加え、米国の通商・エネルギー政策の転換に伴うグローバルなインフレ及び金利の高止まりなど、依然として不透明な状況が続いております。」
地政学的緊張、原油価格・供給不安、米国政策、インフレ、金利高止まり等の外部環境リスクを継続している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「2025年1月の米国政権交代を受け、米国の相互関税を含む国内経済優先政策が顕在化し、株式・為替・債券・商品市場に予測困難な影響を与え、日本経済もその影響を受けています。」
従来の軍事紛争、インフレ、サプライチェーン混乱等に加え、米国政権交代後の相互関税を含む保護主義的政策と市場への予測困難な影響を外部環境として記載した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における我が国経済は、2022年2月以降のロシアのウクライナ侵攻及び中東の紛争など地政学リスクの高まりによる経済的影響が長期化しており、原材料高騰による世界的なインフレ、各国間での金利格差拡大などによる景気の下振れリスクが懸念されております。また、エネルギー価格の変動やサプライチェーンの混乱も経済に影響を与え続けております。」
従来のロシア・ウクライナ紛争、インフレ、サプライチェーン問題等に加え、中東の紛争、各国間の金利格差、エネルギー価格変動を含む外部環境リスクが継続・拡大していると記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における日本並びに先進国経済は、コロナ禍の影響が安定化へ向かう一方、グローバル規模でのサプライ・チェーンの目詰まり、並びに、2022年2月以降のロシア・ウクライナ紛争によるエネルギー、食糧、半導体機器等の市場ひっ迫、供給不足をトリガーとするインフレが継続的に進みました。日本を除く先進国中央銀行は利上げを継続し、日本円の独歩安等が進行しました。」
サプライチェーンの目詰まり、ロシア・ウクライナ紛争に伴う市場ひっ迫、インフレ、利上げ、円安等の外部環境上の不透明要因を継続して記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍による社会・政治・経済システムへの影響が以前と比べて安定化へ向かうという期待が高まる一方、グローバル規模でのサプライ・チェーンの目詰りによる石油・天然ガス等のエネルギー市場や半導体市場のひっ迫、更に、本年2月24日以降のロシアによるウクライナ侵攻に伴う小麦・トウモロコシ等の食糧品市場の高騰等が急速に進みました。また、急速に進むインフレの抑制を目的とする米英欧州中央銀行の継続的な利上げ、並びに日本円の独歩安等が進行している最中です。」
従来の海外政治・地政学的リスクに加え、サプライチェーンの目詰まり、エネルギー・半導体・食料品市場のひっ迫・高騰、利上げ、円安が進行し、外部環境の注視すべき要素が多様化・複雑化したと記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善が続くなか緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の深刻化に伴う海外経済の減速懸念や不安定な国際情勢から先行き不透明な状況が続いており、期末にかけての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による影響から世界全体の経済活動の停滞が懸念される状況が続いております。」
米中貿易摩擦、海外経済の減速懸念、不安定な国際情勢に加え、期末にはCOVID-19による経済活動停滞懸念を経営環境上の不透明要因として記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調で推移するものの米中の通商問題の動向、海外経済の不確実性などにより先行き不透明な状況が続きました。」
米中通商問題や海外経済の不確実性による先行き不透明感を、経営環境上のリスクとして継続している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に引き続き緩やかな回復基調で推移するものの、海外の不安定な政治動向や地政学的リスクの影響が懸念され先行きは依然として不透明な状況が続きました。」
海外の不安定な政治動向および地政学的リスクによる先行き不透明感を、経営環境上のリスクとして継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、アジアの新興国等の経済動向や地政学的リスク、欧米の政策動向など海外の政治・経済の不確実性が高まるなか不透明な状況で推移いたしました。」
地政学的リスク、欧米の政策動向、海外の政治・経済の不確実性を経営環境上のリスクとして継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性など先行き不透明感を残しているものの、企業収益や雇用情勢の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。」
海外経済の不確実性を含む先行き不透明感を、経済環境上のリスクとして引き続き記載している。 - FY2018-Q2初出有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調で推移するものの、欧米の政治的リスクや東アジアの地政学的なリスクの高まりなど先行き不透明な状況が続きました。」
経営成績の分析において、欧米の政治的リスクおよび東アジアの地政学的リスクの高まりを経済環境上の不透明要因として記載している。