選別消費と消費者購買行動の二極化
FY2024-Q3に初出。7回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
トライアルホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに4社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「小売業界においては、物価上昇を背景とした節約志向の高まりから、消費の二極化・選別消費が一段と鮮明になりました。」
消費の二極化・選別消費が引き続き重要な事業環境として記載されている。 - 2026-05-14悪化決算
「物価上昇を背景とした節約志向の高まりから、消費の二極化・選別消費が一段と鮮明になりました。」
消費の二極化・選別消費を「一段と鮮明」と表現している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「小売業界においては、物価上昇を背景とした節約志向の高まりから、消費の二極化・選別消費が一段と鮮明になりました。すなわち、季節イベントや行事など人が集まる機会には高付加価値商品の需要が底堅く推移した一方、普段の生活必需品においては価格感応度が一層高まり、選別消費が進みました。」
消費の二極化と選別消費について、「一段と鮮明」「一層高まり」と表現し、従来より強まった環境認識を示している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「物価上昇に起因する節約志向を背景として、消費の二極化及び緩急が顕著となりました。すなわち、季節イベントや行事など人が集まる機会に高付加価値商品の消費が活況を呈した一方、普段の生活必需品においては価格感応度が高まるなど、選別消費が進みました。」
高付加価値商品の消費と生活必需品の節約志向が併存する消費の二極化を継続的な事業環境として記載している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「エネルギーコスト及び人件費上昇に起因する物価上昇が顕著となったことから、消費者の生活必需品に対する節約志向が顕在化しています。一方、外出や人が集まる機会の増加に伴って、高付加価値商品への支出が活発になるなど、二極化が進みました。小売業界においては、食品をはじめとする様々な商品の価格上昇によって、消費者の生活防衛意識が高まっており、消費の二極化は当面の継続が見込まれます。」
生活必需品の節約志向と高付加価値商品の支出増加が併存する消費の二極化を再確認し、当面継続すると見込んでいる。 - FY2024再掲有価証券報告書
「小売業界においては、良いものをお得に買うための選別消費が進みました。外出や人が集まる機会が増えたことによって、高付加価値商品への積極的な支出が見られた一方、生活必需品は節約志向が高まるなど、消費者購買行動の二極化が顕在化しました。」
高付加価値品への支出と生活必需品への節約志向が併存する環境認識が再掲されている。 - FY2024-Q3初出有価証券報告書
「小売業界においては、良いものをお得に買うための選別消費が進みました。外出や人が集まる機会が増えたことによって、高付加価値商品への積極的な支出が見られた一方、生活必需品は節約志向が高まるなど、消費者購買行動の二極化が顕在化しました。」
高付加価値商品への支出と生活必需品の節約志向が併存する消費行動の二極化を、既に顕在化した環境要因として説明している。