# ニプロ（8086） 業績予想と実績値との差異および剰余金の配当に関するお知らせ

Source: Komori (komori.app) — https://komori.app/company/8086/disclosure/20230510562458
種別: 業績予想の修正
開示日: 2023-05-11
Komoriの読み（0-100）: 64
企業ページ: https://komori.app/company/8086

## 何が変わったか

2023年3月期の通期連結実績が、2023年2月8日に公表した予想を売上高・各利益とも下回った。期末配当は1株8円50銭で、直近予想から変更なく決議された。

## 会社が挙げた理由

医薬関連事業および医療関連事業の医薬品販売事業の売上収益が想定ほど伸びなかったこと、治験費用の計上、トルコ子会社の超インフレーション会計による損失、持分法適用会社の損失増加、税務上損金にできない損失の増加、親会社単体の課税所得減少により短期の繰延税金資産を計上できず税金費用が増加したことが理由とされている。

## 開示の要点

- 売上高: {"previous_forecast":549000,"revised_forecast":545199,"change":-3800,"change_rate":-0.7,"unit":"百万円"}
- 営業利益: {"previous_forecast":19000,"revised_forecast":17729,"change":-1270,"change_rate":-6.7,"unit":"百万円"}
- 経常利益: {"previous_forecast":18400,"revised_forecast":15346,"change":-3053,"change_rate":-16.6,"unit":"百万円"}
- 親会社株主に帰属する当期純利益: {"previous_forecast":10000,"revised_forecast":4574,"change":-5425,"change_rate":-54.3,"unit":"百万円"}
- １株当たり当期純利益: {"previous_forecast":61.31,"revised_forecast":28.05,"change":"not_disclosed","change_rate":"not_disclosed","unit":"円銭"}
- 対象決算期: 2023 年３月期
- 対象期間: 通期
- 前回予想の公表日: 2023 年２月８日
- 前期実績: 2022年３月期：売上高494,789百万円、営業利益23,882百万円、経常利益27,583百万円、親会社株主に帰属する当期純利益13,455百万円、１株当たり当期純利益82円50銭
- 修正の理由: 医薬関連事業および医療関連事業に属する医薬品販売事業の売上収益が想定ほど伸びなかった。営業利益は一部研究所の治験費用の計上もあり、概ね売上高未達によるもの。経常利益はトルコ子会社の超インフレーション会計適用による損失と持分法適用会社の損失増加によるもの。親会社株主に帰属する当期純利益は、超インフレーション会計による損失、税務上損金計上できない損失の増加、親会社単体の課税所得減少により短期の繰延税金資産を計上できず、税金費用が想定より増加したことによるもの。
- 特別損失の内容と金額: not_disclosed
- 配当予想の修正: 2023年３月期の期末配当は1株8円50銭で、直近の配当予想8円50銭から変更なし。年間配当は22円00銭。なお、配当方針を変更し、税負担率を本来の理論値に調整して利益還元を行う方針とした。
- 連結・個別の別: 連結

## 評価の根拠

- この書類は、これからの期間の予想を差し替えるものか、既に終わった期間の実績差異を報告するものか。: 実績との差異（原文: 「「2023 年２月８日に公表した 2023 年３月期…の通期連結業績予想と実績値に差異が生じました」」）
- 対象となっている期間はどれか。: 通期のみ（原文: 「「１．2023 年３月期通期連結業績予想数値と実績値との差異（2022 年４月１日～2023 年３月 31 日）」」）
- どの科目が動いているか。: 売上と利益（原文: 「売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてで「増減額」がマイナスとなっている。」）
- 修正の方向と幅はどれにあたるか。: 大きく下振れ（原文: 「親会社株主に帰属する当期純利益の増減率は「△54.3」。」）
- 売上高の増減率と利益の増減率を比べると、どの関係になっているか。: 利益の振れが大きい（原文: 「売上高「△0.7」、営業利益「△6.7」、経常利益「△16.6」、親会社株主に帰属する当期純利益「△54.3」。」）
- 連結・個別のどちらの数値を対象にしているか。: 連結（原文: 「「通期連結業績予想数値と実績値との差異」」）
- 利益（営業利益・経常利益・当期純利益のうち最も大きく動いたもの）の増減率はどの帯に入るか。: 増減率30%以上（原文: 「親会社株主に帰属する当期純利益の増減率「△54.3」。」）
- 売上高の増減率はどの帯に入るか。: 増減率3%未満（原文: 「売上高の増減率「△0.7」。」）
- 修正後の利益水準は、参考として併記されている前期実績と比べてどうなるか。: 前期実績を下回る（原文: 「当期実績「4,574」、前期実績「13,455」。」）
- 一部の科目については当初予想を据え置くと明示しているか。: なし（原文: 「売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の各増減額がマイナス。」）
- 減損損失・特別損失・引当金の計上が、この書類で併せて示されているか。: あり（原文: 「「赤字子会社の損失増加による評価性引当額の増加や超インフレ会計による損失の発生」」）
- 会社が挙げている主たる理由はどれか。: 需要の変動（原文: 「「医薬関連事業および医療関連事業に属する医薬品販売事業の売上収益が想定ほどに伸びなかったことが主たる要因」」）
- 理由の説明に、特定の事業・製品・地域・取引先を名指しした記述があるか。: あり（原文: 「「医薬関連事業」「医療関連事業に属する医薬品販売事業」「一部研究所」「トルコ子会社」「持分法適用会社」。」）
- 理由として挙げられている要因はいくつか。: 要因3つ以上（原文: 「差異理由として売上未達、治験費用、超インフレーション会計、持分法適用会社の損失、税務・繰延税金資産に関する要因が記載されている。」）
- 個々の要因が業績に与えた影響額が、金額で分けて示されているか。: なし（原文: 「理由の記載に個別要因ごとの金額内訳はない。」）
- 変化の原因は、会社の外にあるものか、会社自身の判断によるものか。: 内外の混在（原文: 「「売上収益が想定ほどに伸びなかった」「超インフレーション会計適用による損失」「治験費用の計上」「繰延税金資産の計上ができなかった」。」）
- 理由の説明に検証できる数値と時期がついているか。: 定性的（原文: 「理由欄には要因の説明はあるが、要因別の金額・比率の記載はない。」）
- 会社はこの変化を続くものとして書いているか、当期限りのものとして書いているか。: 持続性の記載なし（原文: 「差異理由の記載は当期の売上未達、損失、税金費用の説明にとどまっている。」）
- 修正は、本業の中で生じた変化か、営業外・特別損益・税金など本業の外の項目によるものか。: 一部が本業の外（原文: 「営業利益は「概ね売上高未達に伴うもの」、経常利益は「超インフレーション会計適用による損失」「持分法適用会社での損失」、純利益は「税金費用が想定よりも大きく計上」。」）
- 合併・子会社化・連結範囲の変更は、修正にどこまで効いているか。: 連結範囲の変更なし（原文: 「差異理由に連結範囲の変更に関する記載はない。」）
- 上振れ分の使い道について、どこまで踏み込んで書かれているか。: 振り向けに言及なし（原文: 「投資・費用への振り向けに関する記載はない。」）
- 工場再編・撤退・拠点整理など、構造的な対応はどの段階まで書かれているか。: 構造対応の言及なし（原文: 「構造的な対応策に関する記載はない。」）
- 対象期間のどの時点での開示か。: 期末に近い（原文: 「開示日「２０２３年５月１１日」、対象期間「2022 年４月１日～2023 年３月 31 日」。」）
- 通期予想の扱いはどれか。: 通期に言及なし（原文: 「記載は「通期連結業績予想と実績値に差異」の報告であり、今後の通期業績予想に関する記載はない。」）
- 配当予想はどう扱われているか。: 配当予想は修正なし（原文: 「決議内容「8 円 50 銭」、直近の配当予想「8 円 50 銭」。」）
- 修正後の見通しをどれだけ断定的に書いているか。: 断定的（原文: 「表に「実績値（Ｂ）」と記載され、配当について「取締役会において…決議いたしました」と記載されている。」）
