# 大型・複雑化する受託開発と不採算プロジェクトのリスク｜富士通（6702）の変遷

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## 経過

- FY2016 初出 「システムの受託開発においては、開発規模の大型化、お客様の要求の高度化及びシステムの複雑化が進み、開発の難度がますます高まっております。同時に競争の激化により、価格低下圧力が格段に強まっております。」 — 納期遅延や不採算プロジェクトの発生を完全には防止できない可能性をリスクとして開示している。 (https://komori.app/company/6702/filing/2015-fy)
- FY2018-Q3 顕在化 「営業利益は744億円と、前年同期比295億円の減益となりました。ネットワークプロダクトの減収影響があったほか、国内外で不採算プロジェクトが発生したことなどによります。」 — 国内外で不採算プロジェクトが発生し、テクノロジーソリューションの営業利益を押し下げた。受託開発における不採算プロジェクトのリスクが実際の損益要因として記載された。 (https://komori.app/company/6702/filing/2017-q3)
- FY2018 悪化 「当年度はシステムインテグレーションだけでなく、インフラ構築に関するサービスでも不採算プロジェクトが発生しました。近年、単純なインフラ構築からネットワークやセキュリティなどのソリューションを組み合わせることにより付加価値を高めたインフラ構築案件が増加しており、プロジェクトの難易度が高まっています。」 — 不採算プロジェクトの発生領域がシステムインテグレーションからインフラ構築サービスにも広がり、案件の難易度上昇が説明された。 (https://komori.app/company/6702/filing/2017-fy)
- FY2019 対処 「海外のインフラサービスの減収影響はありましたが、国内のシステムインテグレーションやインフラサービスの増収効果、不採算損失の圧縮効果により前年度から大幅に増益となりました。」 — 不採算プロジェクトのリスクは継続して開示される一方、国内SI・インフラサービスでは不採算損失の圧縮効果を実績として記載した。 (https://komori.app/company/6702/filing/2018-fy)
- FY2021 顕在化 「また、上述した品質向上対策を実施していても社会システムにおける重大障害が発生した事実を受け、お客様システムの再点検を実施しております。」 — 社会システムにおける重大障害の発生が明記され、受託開発・運用に関する品質リスクが実際に発生した事象として扱われた。 (https://komori.app/company/6702/filing/2020-fy)
