# 先進国の成長鈍化と国内外の景気先行き不透明感｜兼房（5984）の変遷

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## 経過

- FY2019-Q1 初出 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米国・欧州の成長率に鈍化傾向が見られるものの、先進国では概ね緩やかな景気回復基調が続いています。」 — 米国・欧州の成長率の鈍化傾向を含む世界経済の状況を記載している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2018-q1)
- FY2019-Q2 悪化 「当第２四半期連結累計期間における世界経済は、欧州や中国などに鈍化傾向が見られますが、米国経済は減税などの財政政策により好調さを維持しており、新興国についても、米国の利上げにより一部の国で通貨下落など金融市場での動揺が見られたものの、アジアを中心に全体としては拡大基調が続きました。」 — 景気鈍化の対象が欧州に加えて中国にも及び、米国利上げによる一部新興国の通貨下落・金融市場の動揺も明示された。もっとも、米国経済の好調やアジアを中心とする拡大基調も併記されている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2018-q2)
- FY2019-Q3 悪化 「当第３四半期連結累計期間における世界経済は、イタリア、フランスなど欧州諸国の財政問題や英国のＥＵ離脱、米中貿易摩擦や中国の過剰債務問題など、先行き不透明感が深まる中、欧州や中国などで景気の減速基調が強まり、主に財政政策により好調を維持してきた米国経済も企業活動の一部に陰りが見え始めています。日本経済は、夏場の自然災害の影響は収束し、企業活動は引き続き緩やかな持ち直し傾向にあるものの、世界経済の減速により輸出を中心に力強さを欠いてきています。」 — 欧州・中国の景気減速が強まり、従来好調だった米国にも企業活動の陰りが見え始め、日本経済も輸出を中心に力強さを欠くと記載している。世界経済の減速と先行き不透明感が一段と具体化している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2018-q3)
- FY2019 悪化 「さらに新興国でも、ＩＴ・半導体需要の鈍化などから輸出が減少傾向となり、米国利上げによる通貨下落の影響も加わって、景気減速基調が強まりました。設備投資や個人消費など内需中心に緩やかな回復を続けてきた日本経済も、足元では中国向けの輸出減少など世界経済下振れの影響を受け、先行きの不透明感を深めています。」 — 景気減速の影響が新興国にも及び、輸出減少・通貨下落が明示された。日本経済についても中国向け輸出減少などにより先行き不透明感が深まったとしている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2018-fy)
- FY2020-Q1 悪化 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米国では個人消費や設備投資に減速感が見られるものの景気拡大基調は継続しています。欧州では就業者数が増加し個人消費は底堅く推移していますが、英国EU離脱問題の迷走が先行きの不透明感を深めています。中国では、米中貿易摩擦に起因する景気減速が見られ、その影響も受けるその他新興国も総じて成長率が鈍化しました。一方、わが国経済は、緩やかな回復基調は続いていますが、輸出や設備投資が伸び悩み、個人消費も力強さを欠いています。」 — 米国の個人消費・設備投資、中国および新興国の成長率、日本の輸出・設備投資・個人消費に減速または停滞が示され、国内外の景気先行き不透明感が続いている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2019-q1)
- FY2020-Q2 悪化 「中国では米中貿易摩擦に起因する景気減速が続き、その影響を受けたその他新興国でも総じて通貨は下落傾向にあり、成長率が鈍化しています。一方、わが国経済は、消費増税前の駆け込み需要で個人消費に一時的な増加が見られましたが、輸出や設備投資ともに力強さを欠いています。」 — 中国の景気減速が続き、新興国の通貨下落と成長率鈍化が明示された。日本でも消費増税前の一時的な個人消費増加の一方、輸出・設備投資は力強さを欠いており、国内外の景気先行き不透明感が続いている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2019-q2)
- FY2020-Q3 悪化 「中国では米中貿易摩擦の長期化などにより景気の減速が続き、その影響を受けたその他新興国も以前の伸びに比べ鈍化しています。一方、わが国経済は、雇用・所得環境の改善が下支えとなり緩やかな回復基調で推移したものの、安定感を欠く海外経済の影響もあり、景気の先行きは不透明感が残る状況が続いています。」 — 中国の景気減速が続き、その他新興国の伸びも鈍化している。日本経済は緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の影響により先行き不透明感が残るとしている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2019-q3)
- FY2021-Q1 悪化 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦問題などによる景気の減速感が強まっていたところ、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、経済活動の自粛等の影響により需要の落ち込みは非常に大きく、急減速いたしました。」 — 従来の米中貿易摩擦等による景気減速に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大と経済活動自粛による需要の急減速を明記している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2020-q1)
- FY2021-Q2 悪化 「当第２四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、各国とも景気は極めて厳しい状況で推移しました。また、感染者が再拡大する地域が出てくる等、依然先行き不透明な状況が続くと見込まれます。」 — 新型コロナウイルス感染症の拡大により各国経済が極めて厳しい状況となり、感染者再拡大地域の出現によって先行き不透明感が続くと記載している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2020-q2)
- FY2021-Q3 その他 「当第３四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が経済活動に大きな影響を与えた年前半から年後半に入って、中国や一部業種においては経済活動が回復に向かうなど改善の兆しが見られました。また、わが国経済におきましても、経済活動の自粛から、感染拡大の防止策を講じつつ段階的に引き上げ、第３四半期に入り製造業を中心に回復傾向となりました。ただし、足元では国内外ともに、冬季に入り再び感染が拡大するなど、依然として先行き不透明な状況が続くと見込まれます。」 — 従来の厳しい景気状況の記載に、中国や一部業種の回復の兆し、日本の製造業を中心とした回復傾向が加わった。一方、冬季の感染再拡大により先行き不透明感は継続している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2020-q3)
- FY2021 再掲 「中国経済の回復や各国の各種政策の下支えなどにより、世界経済は回復基調にありますが、新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せず、景気の先行きは依然として不透明な状況が続くと思われます。」 — 中国経済や政策による回復基調と、感染症の収束時期が見通せないことによる先行き不透明感が併存している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2020-fy)
- FY2022-Q1 その他 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米国の景気対策や中国の経済活動本格化により、回復の動きが鮮明になってきており、また欧州についてもワクチン接種の進展により足元の経済指標には改善の動きがみられました。一方、わが国経済におきましても、海外需要の持ち直しや為替の円安傾向を背景に、製造業を中心に業況の改善がみられましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクは依然存在しているため、先行きの不透明感は続くものと思われます。」 — 前年度までの厳しい景気状況から、米国・中国・欧州および日本で回復・改善の動きが明確になった一方、感染拡大リスクによる先行き不透明感は継続している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2021-q1)
- FY2022-Q2 悪化 「一方、わが国経済は、ワクチン接種が進み、経済活動への制約が徐々に薄らいできたものの、半導体不足やサプライチェーンの混乱解消が遅れ、製造業の生産計画が下方修正されるなど、景気への下押し圧力も強まる傾向にあります。」 — 世界経済の回復傾向が示される一方、半導体不足とサプライチェーン混乱の解消遅延、製造業の生産計画下方修正による景気下押し圧力が新たに具体化している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2021-q2)
- FY2022-Q3 悪化 「当第３四半期連結累計期間における世界経済は、総じてコロナ危機による落ち込みから回復基調を維持していますが、資源価格の上昇や供給制約により景気の回復ペースがやや鈍化しています。一方、わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染者数の増減に合わせ、経済活動の制限と緩和を繰り返しつつ、原材料・部品不足や物流混乱などサプライチェーンの混乱も収束せず、製造業全体の景況感回復は足踏みしています。また、足元では新たな変異株の感染拡大により、先行きへの不安や不透明感は依然残ったままです。」 — 世界経済は回復基調を維持する一方、資源価格上昇・供給制約により回復ペースが鈍化した。国内では原材料・部品不足、物流混乱、サプライチェーン混乱の継続と新たな変異株の感染拡大が加わり、景況感回復の足踏みと先行き不透明感が示されている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2021-q3)
- FY2023-Q1 悪化 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州を中心とした世界的なインフレにより金融環境の引き締めをまねいたほか、ウクライナ情勢が長期化の様相を呈しており、それによる資源価格の高騰や物流網の混乱など、先行きに対する不透明感が増してきております。一方、わが国経済は、経済活動が正常化しつつありましたが、急速に円安が進行したことにより輸入物価の高騰による収益悪化が懸念され、経済の回復ペースは鈍化しております。」 — 世界的インフレ、金融環境の引き締め、ウクライナ情勢、資源価格高騰、物流網混乱が新たに具体化し、国内でも急速な円安と輸入物価高騰による収益悪化が懸念されている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2022-q1)
- FY2023-Q2 悪化 「当第２四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州では、金融引き締めが続くなか、ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー供給への懸念や物価高が景況感を押し下げており、中国では、ゼロ・コロナ政策への固執により社会活動が制約され景気回復が鈍化しております。一方、わが国経済は、資源高と急激な円安の同時進行による物価の上昇圧力が、景気の停滞感を強め、経済の先行きを不透明なものにしております。」 — 金融引き締め、エネルギー供給懸念、物価高、中国の景気回復鈍化、資源高および急激な円安による国内外の景気下押し要因が具体化している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2022-q2)
- FY2023-Q3 再掲 「当第３四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州では、金融引き締めが続くなか、物価上昇率は依然として高水準を保っております。中国では、ゼロコロナ政策の長期化から、景気回復が鈍化しております。」 — 米国・欧州の高い物価上昇率と金融引き締め、中国のゼロコロナ政策長期化による景気回復鈍化が引き続き示されている。 (https://komori.app/company/5984/filing/2022-q3)
- FY2024-Q1 再掲 「当第１四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州では雇用環境を背景に底堅い動きがみられるものの、物価は依然高水準を保っており、インフレの影響による個人消費抑制や企業のコスト増などにより景気は足踏みしております。一方、わが国経済は、行動制約の解消が進み、個人消費は対面型サービスに回復の動きがみられますが、企業活動においては、物価上昇によるコスト増加や人手不足の深刻化への懸念から、先行きへの不透明感は残ったままです。」 — 米国・欧州の雇用環境を背景とする底堅さや国内の対面型サービスの回復を示す一方、インフレ、個人消費抑制、企業コスト増および国内の先行き不透明感を引き続き記載している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2023-q1)
- FY2024-Q2 その他 「企業活動においては、半導体の供給不足が解消され製造業を中心に生産が回復軌道にありますが、資源高や円安による物価の上昇圧力と人手不足の深刻化への懸念が、経済の先行きを不透明なものにしております。」 — 半導体供給不足の解消と製造業の生産回復を示す一方、資源高・円安による物価上昇圧力と人手不足の深刻化への懸念が継続している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2023-q2)
- FY2024-Q3 その他 「当第３四半期連結累計期間における世界経済は、不安定な世界情勢の中でも米国は堅調な景気を維持し、金融の引き締めが長期化している一方で、欧州ではエネルギー供給への懸念や長引く物価高などにより景気は足踏みしております。わが国経済は、価格転嫁の進展や所得環境の改善を背景に景況感が改善しておりますが、人手不足の深刻化への懸念などにより景気の先行きは不透明なものとなっております。」 — 米国の堅調さや国内景況感の改善を示す一方、金融引き締めの長期化、欧州のエネルギー供給懸念・物価高、国内の人手不足深刻化への懸念が併存している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2023-q3)
- FY2025-H1 悪化 「当中間連結会計期間における世界経済は、米国では堅調な経済成長を維持しているものの、ウクライナ情勢や中東情勢の緊張の長期化による世界的な資源・エネルギー価格の高止まりや中国景気の減速、物価上昇の継続など、総じて先行きは不透明な状況が続いております。一方、わが国経済は、雇用や所得環境の改善、インバウンド需要の拡大などから緩やかな回復傾向となったものの、資源価格の高騰や海外景気の下振れ、人手不足による供給制約の影響などを受け、景気回復は足踏み状態となっております。」 — 米国の堅調さや国内の回復要因を示す一方、世界的な資源・エネルギー価格高止まり、中国景気減速、海外景気下振れ、人手不足による供給制約が加わり、景気回復の足踏みと先行き不透明感を記載している。 (https://komori.app/company/5984/filing/2024-h1)
- FY2026-H1 その他 「当中間連結会計期間における世界経済は、ウクライナ・中東情勢などの地政学的リスクや中国経済の低迷、米国の関税政策による貿易摩擦の影響など不透明感は拭えないものの、各国の金融緩和政策やAI関連投資の増加などから底堅く推移しました。」 — 地政学的リスク、中国経済の低迷、米国の関税政策による貿易摩擦を挙げる一方、金融緩和政策やAI関連投資による底堅さも記載している。景気リスクは継続しているが、回復・下支え要因も併記された。 (https://komori.app/company/5984/filing/2025-h1)
