# 世界的な鉄鋼需給不均衡と電炉鋼需要の低迷｜東海カーボン（5301）の変遷

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## 経過

- FY2016-Q2 初出 「今年１-５月の世界粗鋼生産は前年同期比2.2％減、国内粗鋼生産は同2.0％減となり、国内外ともに昨年来のマイナス成長が継続しました。」 — 黒鉛電極事業の対面市場である電炉鋼の低迷と、鉄鋼需給不均衡を数値とともに記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2016-q1)
- FY2016-Q3 再掲 「今年１-８月の世界粗鋼生産は前年同期比マイナスとなり、中国の鋼材過剰生産による各地域の生産調整が続くなか電極需要低迷が継続しました。」 — 中国の過剰生産と世界粗鋼生産の前年同期比マイナス、電極需要低迷を継続して記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2016-q2)
- FY2016 再掲 「中国鋼材の過剰生産に端を発する各地域での電炉鋼生産減少等の影響もあり、黒鉛電極の構造的な需給不均衡は改善されず、競争が厳しくなるなか販売価格は下落を続けました。」 — 中国鋼材過剰生産、電炉鋼生産減少、黒鉛電極需給不均衡を通期でも継続記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2016-fy)
- FY2017-Q1 再掲 「黒鉛電極の構造的な需給不均衡により、前年同期比で販売価格は下落しました。」 — 黒鉛電極の構造的な需給不均衡と販売価格下落が継続していると記載。需給不均衡による価格下落は当期にも発生している。 (https://komori.app/company/5301/filing/2017-q1)
- FY2017-Q2 再掲 「黒鉛電極事業は構造的な需給不均衡により、前年同期比で販売価格が下落し売上高は減少しました。」 — 黒鉛電極の構造的な需給不均衡と販売価格下落を継続記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2017-q2)
- FY2017-Q3 再掲 「黒鉛電極事業は構造的な需給不均衡により、前年同期比で販売価格が下落し売上高は減少しました。」 — 黒鉛電極の構造的な需給不均衡と販売価格下落が第3四半期累計でも継続したと記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2017-q3)
- FY2017 後退 「黒鉛電極事業は構造的な需給不均衡による販売価格の下落を続けてきましたが、世界的な電極需要回復と主要原材料の供給不足を背景に、当期後半より電極市況は好転いたしました。」 — 構造的な需給不均衡と価格下落は過去から継続したものの、当期後半に市況好転へ変化。 (https://komori.app/company/5301/filing/2017-fy)
- FY2018-Q1 対処 「黒鉛電極の世界的な需給ひっ迫は継続しており」 — 従来記載されていた構造的な需給不均衡・電極需要低迷から、世界的な需給ひっ迫へと状況が好転。 (https://komori.app/company/5301/filing/2018-q1)
- FY2018-Q3 再掲 「黒鉛電極の世界的な需給ひっ迫は継続しており、当社ではフル稼働が続きました。」 — 黒鉛電極の需給ひっ迫が続いているとの認識を継続。 (https://komori.app/company/5301/filing/2018-q3)
- FY2018 再掲 「黒鉛電極の世界的な需給ひっ迫は継続しており、当社ではフル稼働が続きました。また世界的な黒鉛電極市況の上昇に加え、2017年11月より北米新拠点が連結業績に寄与したため、前期比で売上高、営業利益ともに大幅に増加しました。」 — 従来の需給不均衡・価格下落から転じた世界的な需給ひっ迫と市況上昇が、通期でも継続したと記載。 (https://komori.app/company/5301/filing/2018-fy)
- FY2019-Q2 悪化 「前年同期の黒鉛電極の供給不足は、顧客の在庫積み増しや欧州経済減速により緩和され、当社の販売数量は前年同期比で減少いたしました。」 — 従来の供給不足・需給ひっ迫から、顧客の在庫積み増しと欧州経済減速により供給不足が緩和し、販売数量が減少したとの説明へ変化。 (https://komori.app/company/5301/filing/2019-q2)
- FY2019 悪化 「主要原材料の世界的なひっ迫等により販売価格は前期比で上昇いたしました。一方で、黒鉛電極のひっ迫を背景に前年に積み増しされた顧客の黒鉛電極在庫や米中貿易摩擦の影響等により黒鉛電極の引き取り量は前期比で低下いたしました。」 — 前年の供給不足・需給ひっ迫を背景に積み上がった顧客在庫と米中貿易摩擦が、黒鉛電極の引き取り量低下として通期実績に現れた。 (https://komori.app/company/5301/filing/2019-fy)
- FY2020-Q1 悪化 「昨年から継続している世界的な景気減速に伴う鉄鋼市況の悪化と黒鉛電極の在庫調整の長期化のため当社の黒鉛電極販売量は前年同期比で減少しました。黒鉛電極価格もこれらの需要減少の影響を受け前年同期比で下がりました。」 — 世界的な景気減速、鉄鋼市況悪化、顧客在庫調整の長期化により、黒鉛電極の販売量と価格がともに前年同期比で低下した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2020-q1)
- FY2020-Q2 悪化 「昨年から継続している世界的な景気減速に伴う鉄鋼市況の悪化に加え新型コロナウイルス感染拡大による鉄鋼業界の操業落ち込みを受け、当社の黒鉛電極販売量は前年同期比で減少しました。黒鉛電極価格もこれらの需要減少の影響を受け前年同期比で下がりました。」 — 従来の景気減速・鉄鋼市況悪化に加え、新型コロナウイルス感染拡大による鉄鋼業界の操業落ち込みが加わり、黒鉛電極の販売量と価格の減少が継続した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2020-q2)
- FY2020-Q3 後退 「昨年から継続している世界的な景気減速に伴う鉄鋼市況の悪化と新型コロナウイルス感染拡大等により世界の鉄鋼業界操業は落ち込みました。鉄鋼生産量は４月を底として回復基調ではあるものの、前年同期比では当社の黒鉛電極販売量は減少しました。」 — 鉄鋼業界の操業低下と黒鉛電極販売量の前年同期比減少は続く一方、鉄鋼生産量は4月を底に回復基調と記載され、悪化一辺倒の状態から一部改善が示された。 (https://komori.app/company/5301/filing/2020-q3)
- FY2020 その他 「2020年の鉄鋼生産は新型コロナウイルス感染拡大等により上半期に落ち込みが見られたものの、景気刺激策を打った中国での大幅な回復もあり、年間では概ね前年並みとなりました。一方で、顧客の黒鉛電極在庫調整により、当社黒鉛電極販売量は前期比で減少しました。」 — 中国での回復により世界鉄鋼生産は年間で概ね前年並みとなった一方、顧客在庫調整による黒鉛電極販売量の減少が通期で確認された。 (https://komori.app/company/5301/filing/2020-fy)
- FY2021-Q1 後退 「黒鉛電極の市中在庫は適正レベルに戻ってきており、販売数量も前年同期の水準まで回復しました。」 — 顧客在庫調整による需要減少が続いていた状態から、市中在庫が適正化し販売数量が前年同期水準まで回復したと説明された。ただし市況回復はなお進んでいない。 (https://komori.app/company/5301/filing/2021-q1)
- FY2021-Q2 後退 「世界の粗鋼生産は順調に回復。黒鉛電極の需要は増加傾向にあり、市況反転の兆しが見られるものの、価格面では前年同期との比較では低位で推移しております。」 — 世界粗鋼生産の回復、黒鉛電極需要の増加傾向、市況反転の兆しが示され、従来の需要低迷・需給不均衡からさらに改善した。一方、価格は前年同期比で低位にある。 (https://komori.app/company/5301/filing/2021-q2)
- FY2021-Q3 後退 「世界の粗鋼生産は順調に回復しており、これに合わせて黒鉛電極市況反転の兆しも見られるものの、対面業界との比較では市況回復は遅れており、エネルギーや資材価格上昇も相俟って、苦戦を余儀なくされました。」 — 世界の粗鋼生産は順調に回復し、黒鉛電極市況にも反転の兆しがあるとされた。一方で、黒鉛電極市況の回復遅れと価格上昇による苦戦は残っている。 (https://komori.app/company/5301/filing/2021-q3)
- FY2022-Q1 対処 「世界的な鉄鋼市況回復を背景に電極需要が増加し、当社への引き合いも欧米を中心に活発化しました。工場稼働率、販売数量ともに改善し、売価についても前年を底に反転しました。」 — 世界的な鉄鋼市況回復と電極需要増加、稼働率・販売数量の改善、売価反転により、従来の需要低迷・需給悪化の状態がさらに改善したと記載した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2022-q1)
- FY2022-Q2 再掲 「世界的な黒鉛電極需要は引き続き堅調に推移し、当社への引き合いも欧米を中心に活発化しました。ウクライナ危機や世界的なインフレの影響が懸念されるものの足元では工場稼働率、販売数量ともに改善し、売価についても前年を底に反転しました。」 — 世界的な黒鉛電極需要の堅調さ、稼働率・販売数量の改善、売価反転を再確認した。一方、ウクライナ危機とインフレの影響を懸念事項として併記した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2022-q2)
- FY2022-Q3 対処 「足元では世界的な景気減速や原材料、エネルギーコスト増の影響が懸念されるものの、黒鉛電極需要は堅調に推移しており、全拠点において生産、販売量が増加し、平均売価も上昇しました。」 — 景気減速やコスト増への懸念は残る一方、黒鉛電極の需要、生産量、販売量、平均売価が改善した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2022-q3)
- FY2022 対処 「足許では、世界的な景気減速や原材料・エネルギーコスト上昇の影響が懸念されるものの、対面業界との比較で遅れていた電極市況回復と在庫調整が進み、販売数量も増加したことで増収増益となりました。」 — 黒鉛電極について、市況回復と在庫調整の進展、販売数量増加により、需要低迷局面から増収増益へ改善した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2022-fy)
- FY2023-Q1 悪化 「世界的な鉄鋼景気減速に伴い、欧州ではエネルギーコストが上昇し、生産、販売が落ち込みましたが、北米を中心に大口径電極の出荷が増加したことから平均売価が上昇し、増収増益となりました。」 — 世界的な鉄鋼景気減速と欧州のエネルギーコスト上昇により生産・販売が落ち込んだ一方、北米の大口径電極出荷増と平均売価上昇を併記した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2023-q1)
- FY2023-Q3 悪化 「欧州鉄鋼生産が低迷しており、当社黒鉛電極の販売量も欧州拠点を中心に前年同期と比較して落ち込みました。北米を中心に大口径電極の出荷が増加したため平均売価は上昇したものの、エネルギーコストの高止まりと稼働率低下により製造コストは増加しました。」 — 欧州鉄鋼生産の低迷が欧州拠点の黒鉛電極販売量減少として現れ、エネルギーコスト高止まりと稼働率低下による製造コスト増加も記載した。一方、北米の大口径電極出荷増により平均売価は上昇した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2023-q3)
- FY2023 悪化 「同地域の鉄鋼生産の低迷を受け、販売量が落ち込む中、電極市況も軟化したため棚卸資産の評価損を計上するに至りました。」 — 世界的な鉄鋼景気減速・欧州鉄鋼生産低迷が、黒鉛電極販売量の落ち込みと市況軟化として通期で具体化した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2023-fy)
- FY2024-Q1 悪化 「鉄鋼生産が引き続き軟調に推移するなか、顧客の在庫調整もあり、当社主要マーケットであるアジア、北米、欧州各地域における需要が減少しました。」 — 鉄鋼生産の軟調さと顧客在庫調整により、アジア・北米・欧州の各地域で黒鉛電極需要が減少したと記載した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2024-q1)
- FY2024-H1 悪化 「電極需要が停滞するなか中国及びインドによる高水準な生産が続き、電極市況は悪化しました。これを受け、当社主要市場における販売量と販売価格は低下し、工場稼働率の低下による固定費負担の増加等もあり収益が圧迫されました。」 — 電極需要の停滞、中国・インドの高水準生産、市況悪化、販売量・販売価格低下、稼働率低下による固定費負担増が上期に具体化した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2024-h1)
- FY2024 悪化 「世界的な鉄鋼景気減速により、電炉鋼を含む粗鋼生産は低調に推移しました。電極需要が減少する中、中国及びインドの安価な製品が市場に流入し、電極市況の低迷が続きました。」 — 鉄鋼景気減速による粗鋼生産・電極需要の低迷に加え、中国・インドの安価な製品流入を記載し、黒鉛電極を巡る需給・価格環境の悪化を通期で確認した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2024-fy)
- FY2025-H1 悪化 「中国製鋼メーカーによる過剰供給と中国製鋼材の国際市場への流入により、鉄鋼市況に回復の見通しが立たない状況が継続し、電極市況もアジア、ヨーロッパを中心に低迷しました。」 — 中国製鋼メーカーの過剰供給と中国製鋼材の国際流入により、鉄鋼市況の回復見通しが立たず、アジア・欧州の電極市況が低迷していると記載した。 (https://komori.app/company/5301/filing/2025-h1)
- FY2025 悪化 「インド・米国を除く主要地域での生産減速により、世界の鉄鋼生産は総じて低迷しました。また、中国からの過剰な製鋼材輸出が周辺市場の重石となっており、これに伴い電極市況も低調に推移しました。」 — 世界鉄鋼生産の低迷と中国からの過剰輸出により、黒鉛電極市況の低調さが通期でも続いた。 (https://komori.app/company/5301/filing/2025-fy)
