# 自動車産業への高依存と顧客・技術変化｜ニチリン（5184）の変遷

Source: Komori (komori.app) — https://komori.app/company/5184/threads/e7178565f562
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## 経過

- FY2016 初出 「当社グループの事業は、自動車産業への依存度が90％以上であり、特定の自動車メーカーの系列に属さないものの、自動車業界の動向、顧客企業の業績ならびに顧客の調達方針変更、また、自動車技術の革新等に伴う既存部品の変化などにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」 — 売上・事業の自動車産業への依存度が90％以上であり、自動車業界、顧客の業績・調達方針、技術革新による既存部品の変化をリスクとして挙げている。 (https://komori.app/company/5184/filing/2016-fy)
- FY2017 悪化 「フェーズⅡにおける製品群の転換（電動化によるパワーステアリング用ホースの減少）の影響は連結売上高で48億円程度の減少と見込んでおります。これらの重要課題に集中的に対応していく必要があります。」 — 自動車技術の革新に伴う従来部品の変化について、電動化によるパワーステアリング用ホースの減少が連結売上高で48億円程度の減少要因になると具体的に見込んでいる。 (https://komori.app/company/5184/filing/2017-fy)
- FY2018-Q3 顕在化 「北米市場は、好調な企業業績や雇用の安定を背景に堅調に推移していますが、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・ＳＵＶ車の需要が増加する傾向が強まっています。また、北米子会社では、５月から新商品であるＩＨＸ（内部熱交換器）の量産が開始された一方で、主力製品であったパワステ用ホースの需要が減少したことにより、売上高は8,988百万円（前年同四半期9,473百万円）、営業利益は388百万円（前年同四半期623百万円）となりました。」 — 主力製品であったパワステ用ホースの需要減少が北米子会社の売上高・営業利益の減少として実績に表れており、自動車技術・需要構成の変化に伴う従来部品への影響が具体化している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2018-q3)
- FY2019-Q1 悪化 「北米市場は、好調な企業の経営成績や雇用の安定を背景に堅調に推移していますが、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・ＳＵＶ車の需要が増加する傾向が強まっています。また、北米子会社では、新商品であるＩＨＸ（内部熱交換器）の量産が開始された一方で、主力製品であったパワーステアリング用ホースの需要が減少したことにより、売上高は2,857百万円（前年同四半期3,142百万円）、営業利益は99百万円（前年同四半期137百万円）となりました。」 — セダンから小型トラック・SUVへの需要構成変化と、主力のパワーステアリング用ホース需要減少が続き、北米子会社の売上高・営業利益の減少として現れている。 (https://komori.app/company/5184/filing/2019-q1)
- FY2019-Q2 悪化 「北米市場は、好調な企業の経営成績や雇用の安定を背景に堅調に推移していますが、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・ＳＵＶ車の需要が増加する傾向が強まっています。また、北米子会社では、新商品であるＩＨＸ（内部熱交換器）の量産が開始された一方で、主力製品であったパワーステアリング用ホースの需要が減少したことにより、売上高は5,456百万円（前年同四半期6,182百万円）、営業利益は輸入関税の増加に加え、メキシコでの最低賃金の増加も加わり、44百万円（前年同四半期314百万円）となりました。」 — セダンから小型トラック・SUVへの需要変化とパワーステアリング用ホース需要減少が続くなか、輸入関税・メキシコ最低賃金の増加も加わり、北米の売上高と営業利益が大幅に減少した。 (https://komori.app/company/5184/filing/2019-q2)
- FY2019-Q3 悪化 「また、北米子会社では、新商品であるＩＨＸ（内部熱交換器）の量産が開始された一方で、主力製品であったパワーステアリング用ホースの需要が減少したことにより、売上高は7,795百万円（前年同四半期8,988百万円）、売上減少に伴う限界利益の減少に加え、中国材料の追加関税の増加、メキシコでの最低賃金の増加があり、営業損失は70百万円（前年同四半期は営業利益388百万円）となりました。」 — パワーステアリング用ホース需要の減少に加え、中国材料の追加関税とメキシコ最低賃金の増加が影響し、北米子会社は前年同期の営業利益から営業損失へ転じた。 (https://komori.app/company/5184/filing/2019-q3)
- FY2019 悪化 「主力製品であったパワーステアリング用ホースの需要が減少し、新規製品であるＩＨＸ（カーエアコン用内部熱交換器）の需要が増加する等、生産品種の変更により変動費が増加しました。」 — 電動化・需要構成変化によるパワーステアリング用ホース減少が継続し、製品群転換に伴う変動費増加として利益にも影響している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2019-fy)
- FY2020-Q1 悪化 「北米市場は、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・ＳＵＶ車の需要が増加する傾向が強まっています。また、新型コロナによる影響で３月下旬にて顧客が一斉に生産停止を行ったことにより、売上高は2,583百万円（前年同四半期2,857百万円）、営業利益は33百万円（前年同四半期99百万円）となりました。」 — セダンから小型トラック・SUVへの需要変化が続くなか、新型コロナによる顧客の一斉生産停止が発生し、北米の売上高・営業利益が前年同期を下回った。 (https://komori.app/company/5184/filing/2020-q1)
- FY2020-Q2 悪化 「北米市場は、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・ＳＵＶ車の需要が増加する傾向が強まっています。さらに、新型コロナによる影響で３月下旬より５月下旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこと、さらに６月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は3,561百万円（前年同四半期5,456百万円）、営業損失は151百万円（前年同四半期は営業利益44百万円）となりました。」 — 従来のセダンから小型トラック・SUVへの需要変化に加え、新型コロナによる顧客の一斉生産停止が発生し、北米事業は営業損失へ転じた。 (https://komori.app/company/5184/filing/2020-q2)
- FY2020 再掲 「当社グループの事業は、自動車産業への依存度が90％以上であり、特定の自動車メーカーの系列に属さないものの、自動車業界の動向、顧客企業の業績ならびに顧客の調達方針変更、また、自動車技術の革新等に伴う既存部品の変化などにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」 — 自動車産業への90％以上の依存と、顧客・調達方針・技術革新による既存部品変化のリスクを継続開示している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2020-fy)
- FY2022 対処 「なお、当社グループは当該リスクを軽減するため、新製品の開発、新規事業の発掘、自動車以外の住設分野などの製品群を拡大する等の取り組みを進めております。」 — 自動車産業への90％以上の依存と技術・顧客変化のリスクに対し、新製品、新規事業、住設分野の拡大を対応策として明示している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2022-fy)
- FY2023-Q1 悪化 「自動車の生産販売は、北米向けや国内向けでは昨年と比較し回復傾向にありますが、断続的な半導体等部品の供給不足や中国、欧州市場での急速なEV化によるガソリン車販売の低迷は日系自動車業界にとって懸念事項となっています。世界的に各国規制によるEV化の流れは趨勢となっており、市場シェア維持のためEV化への早期対応が課題となっています。」 — 北米・国内向けの回復を併記する一方、中国・欧州での急速なEV化によるガソリン車販売低迷と、EV化への早期対応を新たな課題として明示している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2023-q1)
- FY2023-Q2 悪化 「自動車の生産販売は、北米向けや国内向けでは昨年と比較し回復傾向にありますが、半導体等部品の安定した供給や中国、欧州市場での急速なEV車需要の加速によるガソリン車販売の低迷は日系自動車業界にとって懸念事項となっています。世界的に各国規制によるEV化の流れは趨勢となっており、市場シェア維持のためEV化への早期対応が課題となっています。」 — 北米・国内向けの回復を併記する一方、中国・欧州でEV車需要が加速し、ガソリン車販売の低迷が懸念されると記載している。EV化への早期対応を引き続き課題としている。 (https://komori.app/company/5184/filing/2023-q2)
- FY2023-Q3 再掲 「自動車の生産販売は、半導体等部品の供給改善により北米や国内では回復傾向にありますが、中国、欧州市場での急速なEV需要の加速によるガソリン車販売の低迷は日系自動車業界にとって懸念事項となっています。世界的に各国規制によるEV化の流れは趨勢となっており、市場シェア維持のためEV化への早期対応が課題となっています。」 — 北米・国内の回復と、半導体等部品の供給改善を併記する一方、中国・欧州でのEV需要加速とガソリン車販売低迷、EV化への早期対応を引き続き課題としている。 (https://komori.app/company/5184/filing/2023-q3)
- FY2023 悪化 「自動車の生産販売は、北米や国内においては半導体等部品の供給改善に伴う生産回復により販売は好調に推移しました。一方、中国・欧州市場では、急速なEV需要の拡大と各国政府の優遇措置によりガソリン車を主力とする日系カーメーカーの販売は低迷しました。市場シェア維持のためEV化への早期対応を進めるとともに、今後の各国の政策動向、消費者ニーズへの柔軟な対応が課題となっています。」 — 北米・国内の回復を併記する一方、中国・欧州でのEV需要拡大と政策優遇により日系メーカーのガソリン車販売が低迷したと記載している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2023-fy)
- FY2024-Q1 再定義 「EVへの対応ついては、欧米諸国において政府による補助金廃止やEV一本化からHVを含めた環境対応への見直しの動きもあり、引き続き各国の政策動向、消費者ニーズへの柔軟な対応が課題となっています。」 — EV化の一方向の進展だけでなく、補助金廃止やHVを含む環境対応への政策見直しを踏まえた課題設定へ記述が変化している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2024-q1)
- FY2024-H1 悪化 「自動車の生産販売は、HV需要の増加と円安により輸出は増加しましたが、国内においては能登半島地震や大手メーカーの認証不正問題による出荷停止の影響、海外では中国市場での販売低迷の影響を受け、世界生産販売は前期に比較し低調に推移しました。」 — HV需要と円安による輸出増を併記する一方、国内の認証不正問題による出荷停止と中国市場の販売低迷により、世界生産販売が低調と説明している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2024-h1)
- FY2024 悪化 「自動車の生産販売は、国内では年初の能登半島地震や大手メーカーの認証不正問題による出荷停止の影響、海外では中国市場での販売低迷の影響を受け、生産販売は前期に比べて低調に推移しました。EVへの対応については、欧米諸国での補助金廃止やHVを含めた環境対応車への見直しの動きもあり、各国の政策動向や消費者ニーズへの柔軟な対応が課題となっています。」 — 国内の認証不正問題による出荷停止、中国市場の販売低迷により世界の生産販売が低調となった。EV一本化だけでなくHVを含む環境対応車への政策見直しも課題として記載している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2024-fy)
- FY2025-H1 悪化 「自動車の生産販売は、米国向け輸出では関税の影響により減少した一方、国内では前年の能登半島地震や認証不正問題による出荷停止から回復が進み、前年比で増加となりました。中国市場では現地メーカーの急成長により、日系メーカーの販売低迷が続いています。各国で進むEVシフトに対しては、HVを含めた柔軟な生産体制の構築と収益確保が求められており、米国の関税政策への対応も引き続き重要な課題となっています。」 — 国内市場の回復を併記する一方、米国関税による輸出減少、中国現地メーカーの急成長による日系メーカー販売低迷、EVシフトへの対応課題が継続・具体化している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2025-h1)
- FY2025 悪化 「自動車の生産・販売は、米国向け輸出においては関税の影響により減少した一方、国内市場では前年の能登半島地震や認証不正問題に伴う出荷停止からの回復が進み、前年比で増加となりました。中国市場では、現地メーカーの急成長により日系メーカーの販売低迷が続いています。各国で進むEVシフトに対しては、ハイブリッド車（HV）を含めた柔軟な生産体制の構築と収益性の確保が求められており、米国の関税政策への対応も引き続き重要な課題となっています。」 — 国内市場の回復を併記する一方、米国関税による輸出減、中国現地メーカーの急成長による日系メーカー販売低迷、EV・HV対応と収益性確保を課題としている。 (https://komori.app/company/5184/filing/2025-fy)
- 2026-05-13 悪化 「電動化については、米国市場では国内外のカーメーカーによる一部車種の開発延期や停止が相次ぎ発表されるなどHVを含む戦略の見直しが進み、柔軟な生産体制の構築と収益性の確保が課題となっています。米国では追加関税等の通商政策によるコスト増・需給への影響懸念が続き、先行き不透明感が高まりました。」 — EV・HVを含む電動化戦略の見直し、柔軟な生産体制、収益性確保、追加関税によるコスト・需給への懸念を引き続き課題としている。 (https://komori.app/company/5184/disclosure/20260511522535)
- FY2026-H1 悪化 「自動車の生産・販売は、国内では供給制約の緩和を背景に回復基調が継続する一方、中国では現地メーカーの台頭により日系メーカーの販売不振が続きました。電動化については、米国市場では国内外のカーメーカーによる一部車種の開発延期や停止が相次ぎ発表されるなどHVを含む戦略の見直しが進み、柔軟な生産体制の構築と収益性の確保が課題となっています。米国では関税措置によるコスト増・需給への影響懸念が続き、先行き不透明感が高まりました。」 — 中国現地メーカーの台頭による日系メーカー販売不振に加え、米国での一部車種の開発延期・停止、HVを含む戦略見直し、関税によるコスト増と需給影響が自動車産業の課題として具体化している。 (https://komori.app/company/5184/filing/2026-h1)
- 2026-08-07 悪化 「米国では関税措置によるコスト増・需給への影響懸念が続き、先行き不透明感が高まりました。」 — 米国関税によるコスト増・需給影響への懸念が継続し、先行き不透明感の高まりを記載している。 (https://komori.app/company/5184/disclosure/20260806511240)
