# ベトナム鉱山事業への出資回収リスク｜第一稀元素化学工業（4082）の変遷

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## 経過

- FY2020 顕在化 「当連結会計年度においては、契約手続きの開始からの経過期間や、契約に規定した義務の履行の不確実性、鉱山会社の事業価値の変動リスク、契約解除等のリスクを考慮して、本件出資に起因する将来の損失発生見込額を合理的に算定し、貸倒引当金491,000千円を計上しております。」 — VRECのジルコンサンド長期安定調達を目的とするベトナム鉱山会社への出資手続きについて、契約上の義務履行や事業価値の不確実性を認識し、491百万円の貸倒引当金を計上した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2019-fy)
- FY2021 悪化 「当連結会計年度においては、契約手続きの開始からの経過期間や、契約に規定した義務の履行の不確実性、鉱物事業会社の株式価値の変動リスク、契約解除等のリスクを考慮して、本件投資に起因する将来の損失発生見込額を合理的に算定し、貸倒引当金152,000千円を追加計上しております。」 — ベトナム鉱物事業への投資について、前年度までの491百万円に加えて152百万円を追加引当し、貸倒引当金合計は643百万円となった。 (https://komori.app/company/4082/filing/2020-fy)
- FY2022 顕在化 「当社は、連結子会社Vietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company（以下、VREC）が主原料とするジルコニウム鉱物の長期安定調達を目的に、ベトナム国の鉱物事業会社への出資を断念いたしました。」 — ベトナム鉱物事業会社への出資を断念し、長期前払金全額に対する貸倒引当金1,804,727千円と、鉱物売買契約解除に伴う前渡金評価損546,271千円を計上した。前年度までの引当を含む貸倒引当金は2,447,727千円となった。 (https://komori.app/company/4082/filing/2021-fy)
- FY2023-Q1 悪化 「貸倒引当金繰入額
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559,232」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連する回収リスクについて、当第1四半期連結累計期間に559,232千円の貸倒引当金繰入額を計上した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2022-q1)
- FY2023-Q2 悪化 「貸倒引当金繰入額
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738,092」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連する回収リスクについて、当第2四半期連結累計期間に738,092千円の貸倒引当金繰入額を計上した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2022-q2)
- FY2023-Q3 悪化 「貸倒引当金繰入額
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471,672」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連する回収リスクについて、当第3四半期連結累計期間に471,672千円の貸倒引当金繰入額を計上した。貸倒引当金残高も2,920,610千円となっている。 (https://komori.app/company/4082/filing/2022-q3)
- FY2023 悪化 「SSI株主に対する返還請求権に基づくSSI株主に対して支払ったSSIの株式取得資金に対して担保を設定したDL株式の価値による回収可能性を評価した結果、現時点において回収可能性はないと判断しました。これにより、長期未収入金全額に対して貸倒引当金を設定しております。」 — ベトナム鉱物事業への出資回収について、契約解除後も回収可能性がないと判断し、長期未収入金2,937,660千円に対して貸倒引当金2,938,870千円を設定した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2022-fy)
- FY2024-Q1 悪化 「貸倒引当金繰入額
559
252」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連する回収リスクについて、当第1四半期連結累計期間に252百万円の貸倒引当金繰入額を計上した。貸倒引当金残高は前連結会計年度末の2,938百万円から3,190百万円に増加した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2023-q1)
- FY2024-Q2 悪化 「貸倒引当金繰入額
738
353」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連し、当第2四半期連結累計期間に353百万円の貸倒引当金繰入額を計上した。貸倒引当金残高は前連結会計年度末の2,938百万円から3,291百万円へ増加した。 (https://komori.app/company/4082/filing/2023-q2)
- FY2024-Q3 その他 「貸倒引当金繰入額
471
182」 — ベトナム鉱物事業会社への出資・契約に関連する貸倒引当金繰入額は、当第3四半期連結累計期間に182百万円となり、前年同期の471百万円から減少した。一方、四半期連結貸借対照表上の貸倒引当金残高は3,121百万円である。 (https://komori.app/company/4082/filing/2023-q3)
- FY2024 悪化 「SSI株主に対する返還請求権に基づくSSI株主に対して支払ったSSIの株式取得資金に対して担保を設定したDL株式の価値による回収可能性を評価した結果、現時点において回収可能性はないと判断しました。これにより、長期未収入金全額に対して貸倒引当金を設定しております。」 — ベトナム鉱物事業への出資回収について、回収可能性がないとの判断を継続し、長期未収入金3,331百万円に対して貸倒引当金3,332百万円を計上した。前年度末の2,938百万円から残高が増加している。 (https://komori.app/company/4082/filing/2023-fy)
- FY2025-H1 対処 「貸倒引当金戻入額
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190」 — ベトナム鉱物事業会社への出資回収リスクについて、当中間連結会計期間は貸倒引当金戻入額190百万円を計上し、貸倒引当金残高は前連結会計年度末の3,332百万円から3,141百万円となった。 (https://komori.app/company/4082/filing/2024-h1)
- 2026-05-14 悪化 「貸倒引当金繰入額                                  -                  257」 — 当期にベトナム鉱物事業関連の貸倒引当金繰入額257百万円を計上し、貸倒引当金残高も3,549百万円となった。 (https://komori.app/company/4082/disclosure/20260513528057)
- 2026-05-27 顕在化 「2026年4月、SIACにおいて最終的な仲裁判断がなされ、SSIの株主に対し、当社へ株式取得資金の返還ならびにこれに付随する利息および仲裁費用等の大部分を負担することを命じる判断が下されました。当社はこれを受け、仲裁判断に基づきSSIの株主に対し株式取得資金の返還を請求しておりますが支払期限までに入金は確認されておらず、今後も法的手続の進展状況等には一定の不確実性が存在しております。」 — 仲裁判断により返還請求の法的手続は進展した一方、支払期限までに入金が確認されず、回収の不確実性が残ると記載している。長期未収入金に対する貸倒引当金は3,517百万円となっている。 (https://komori.app/company/4082/disclosure/20260526549390)
- FY2026 その他 「2026年4月、SIACにおいて最終的な仲裁判断がなされ、SSIの株主に対し、当社へ株式取得資金の返還ならびにこれに付随する利息及び仲裁費用等の大部分を負担することを命じる判断が下されました。…支払期限までに入金は確認されておらず、今後も法的手続の進展状況等には一定の不確実性が存在しております。」 — ベトナム鉱山事業への出資回収について、2026年4月にSIACの最終仲裁判断で返還等が命じられたが、支払期限までに入金はなく、長期未収入金3,517百万円の全額に貸倒引当金を設定している。 (https://komori.app/company/4082/filing/2025-fy)
