# 黄燐等の原料価格変動と安定調達｜ラサ工業（4022）の変遷

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## 経過

- FY2016 初出 「今後原料に急激かつ大幅な変動が生じた場合、逼迫局面における原料の安定確保及び価格上昇分の製品価格への転嫁、並びに緩和局面における原材料等の在庫について、当事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。」 — 海外輸入の黄燐を含む原材料について、価格、供給、転嫁、在庫の各側面をリスクとしている。 (https://komori.app/company/4022/filing/2015-fy)
- FY2019-Q2 悪化 「しかしながら、米国通商政策の保護主義化の影響に対する懸念や、原油をはじめとする原材料価格の上昇などが実体経済に悪影響を及ぼす可能性が増してきております。」 — 原油をはじめとする原材料価格の上昇が実体経済に悪影響を及ぼす可能性が増しており、原材料価格変動リスクへの懸念が強まっている。 (https://komori.app/company/4022/filing/2018-q2)
- FY2020-Q1 顕在化 「電子工業向け高純度品は半導体向けにやや増収となりましたが、原料価格の上昇や減価償却費の増加によるコストアップがありました。
この結果、当セグメントの売上高は、53億86百万円(前年同期比1.0％減)、セグメント利益は、３億65百万円(前年同期比27.1％減)となりました。」 — 原料価格の上昇がコストアップとして実際に発生し、化成品事業の利益減少要因となった。 (https://komori.app/company/4022/filing/2019-q1)
- FY2020-Q2 顕在化 「電子工業向け高純度品については半導体向けにやや増収となりましたが、原料価格の上昇や減価償却費の増加によるコストアップがありました。」 — 原料価格の上昇がコストアップとして実際に発生し、化成品事業のセグメント利益を前年同期比34.4％減少させる要因となった。 (https://komori.app/company/4022/filing/2019-q2)
- FY2021 再掲 「このため、主要原料の調達ルートを分散し逼迫局面における安定確保をはかり、価格上昇が起こった場合の製品価格への転嫁をはかっております。」 — 黄燐等の原料価格変動・調達リスクを継続開示し、調達ルートの分散、価格転嫁、過剰在庫回避を対策として示している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2020-fy)
- FY2022-Q2 悪化 「原油価格及び原材料価格の上昇に加えて、海上輸送の混乱やサプライチェーンの停滞など、依然として不透明な状況が続いております。」 — 原油・原材料価格の上昇に加え、海上輸送の混乱とサプライチェーン停滞が明示され、原材料調達・価格変動リスクへの懸念が強まっている。 (https://komori.app/company/4022/filing/2021-q2)
- FY2022-Q3 顕在化 「また、原料となる黄燐の高騰を主因とした販売価格の是正もあり増収となりました。」 — 黄燐の高騰が実際に発生し、販売価格の是正を行う要因となった。原材料価格変動リスクが事業上の影響として現れている。 (https://komori.app/company/4022/filing/2021-q3)
- FY2022 悪化 「売上原価は273億62百万円で、前期と比較して53億13百万円、24.1％の増加で、売上原価率は77.3％となり前期の76.1％から1.2ポイント悪化しました。これは主に化成品事業における燐系製品の原料となる黄燐の仕入価格が高騰したことから、原価率が上昇したためであります。」 — 黄燐の仕入価格高騰が原価率の1.2ポイント悪化と売上原価24.1％増として実際に業績へ影響した。製品販売価格の是正も行われたが、原料価格変動リスクの影響は拡大している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2021-fy)
- FY2023-Q1 再掲 「半導体向け高純度品の国内販売ならびに海外子会社の販売が好調に推移し、前期後半ごろから続く原料黄燐の高騰による製品価格の是正も加わり、大幅な増収となりました。」 — 前期後半から続く黄燐高騰と製品価格是正を引き続き記載している。原材料価格変動リスクの影響は継続している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2022-q1)
- FY2023-Q2 再掲 「また、前期後半ごろから続く原料黄燐の高騰による製品価格の是正も加わり、大幅な増収となりました。
コンデンサー向け原料は、原料価格の上昇に伴う製品価格への転嫁により、増収となりました。」 — 原料黄燐の高騰と原料価格上昇、それに伴う製品価格の是正・転嫁が引き続き事業実績に影響している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2022-q2)
- FY2023-Q3 再掲 「燐酸などの燐系製品につきましては、半導体向け高純度品が国内外共に堅調に推移しました。また、原料黄燐の高騰を主因とした販売価格の是正もあり大幅な増収となりました。」 — 黄燐の高騰と、それを主因とする製品販売価格の是正が引き続き事業実績に影響している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2022-q3)
- FY2023 顕在化 「売上原価は401億86百万円で、前期と比較して128億23百万円、46.9％の増加で、売上原価率は81.0％となり前期の77.3％から3.7ポイント悪化しました。これは主に化成品事業における原料黄燐の仕入価格が、当連結会計年度においても高騰したことから、原価率が上昇したためであります。」 — 黄燐の仕入価格高騰が継続し、売上原価率の3.7ポイント悪化と売上原価46.9％増として実際に業績へ影響した。 (https://komori.app/company/4022/filing/2022-fy)
- FY2024-Q1 悪化 「ウクライナ情勢の長期化などによるエネルギー価格や原材料価格の高騰によるインフレ、為替相場の変動、更に、世界的な半導体市場の悪化も加わり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」 — エネルギー価格・原材料価格の高騰とインフレが続いていることを、半導体市場悪化や為替変動と併せて記載している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2023-q1)
- FY2024-Q2 再掲 「ウクライナ情勢の長期化などによるエネルギー価格や原材料価格の高騰によるインフレ、為替相場の変動、更に、世界的な半導体市場の悪化も加わり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」 — エネルギー価格・原材料価格の高騰とインフレを含む外部環境の不透明感を引き続き記載している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2023-q2)
- FY2024-Q3 再掲 「当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスに伴う行動制限の解除により社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復に向かいました。一方で、ウクライナ情勢の長期化などによるエネルギー価格や原材料価格の高騰によるインフレ、為替相場の変動、更に、世界的な半導体市場の悪化も加わり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」 — エネルギー価格・原材料価格の高騰とインフレを含む外部環境の不透明感を引き続き記載している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2023-q3)
- FY2024 対処 「これは主に化成品事業における原料黄燐の仕入価格が下落基調となったことから、原価率が低下しました。」 — 前年度まで高騰していた黄燐仕入価格が下落基調となり、売上原価率が81.0％から80.7％へ改善した。原料価格変動リスクの影響は改善方向に変化している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2023-fy)
- FY2025 対処 「これは主に化成品事業における原料黄燐の仕入価格が下落基調となったことから、原価率が低下しました。」 — 黄燐仕入価格が下落基調となり、売上原価率は前期の80.7％から78.8％へ1.9ポイント改善した。原材料価格変動リスクの業績影響は改善方向に変化している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2024-fy)
- FY2026 対処 「売上原価率は77.0％となり前期の78.8％から1.8ポイント改善しました。」 — 売上原価率が前期比1.8ポイント改善し、原材料価格変動等を含む原価面の影響は改善方向に変化している。 (https://komori.app/company/4022/filing/2025-fy)
