# 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による事業・需要への影響｜フジックス（3600）の変遷

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## 経過

- FY2020 初出 「新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大という未曽有の事態は、世界経済に甚大な影響を及ぼし、わが国の景気指標や景況感も一気に下落するなど、今後のさらなる経済への打撃や長期にわたる後遺症も見通せない状況となっております。当社グループにおきましては、使い捨てマスクの品薄や外出自粛に伴う手芸需要の増加により、家庭用縫い糸の受注が一時的に増加傾向にある一方、衣料品におきましては、売り場の休業や消費マインドの委縮により、長期にわたり減産傾向が懸念されるなど、今後もこのような状況が続く場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。」 — 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を独立した事業リスクとして初めて明示している。家庭用縫い糸受注の一時増加と、衣料品の休業・消費マインド委縮による減産懸念を併記している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2019-fy)
- FY2021-Q1 顕在化 「当社グループにおきましても、昨冬から続いていた日本向け衣料品の減産傾向がさらに強まった上に、中国では春節休暇の延長や移動制限により事業活動が大幅に制約されるなど、国内外共に工業用縫い糸の受注・生産状況が悪化する一方で、国内の手芸関連業界では、使い捨てマスクの供給不足と外出自粛をきっかけとした手作りマスクなどの需要の増加で、国内の家庭用縫い糸の受注が急増するなど、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、かつて経験のない商況となりました。」 — 前期にリスクとして記載された新型コロナウイルス感染症の影響が、衣料品減産、工業用縫い糸の受注・生産悪化、中国の事業活動制約、物流停滞などとして実際の事業状況に現れた。一方、家庭用縫い糸の受注急増も記載している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2020-q1)
- FY2021-Q2 悪化 「当社グループが深く関連するアパレル・ファッション業界におきましても、消費マインドの低下や購買志向の変化が続いて、国内外において日本向け衣料品生産の抑制傾向は一層強まり、当社グループにおきましても主力である工業用縫い糸の受注状況が一段と厳しさを増した一方で、外出自粛等による自宅での手作り需要は引き続き堅調で、手芸材料である家庭用縫い糸の受注も高止まり傾向で推移しました。」 — 新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、日本向け衣料品生産の抑制と工業用縫い糸の受注悪化が一段と進んだ。一方、自宅での手作り需要と家庭用縫い糸受注は高止まり傾向と記載している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2020-q2)
- FY2021-Q3 悪化 「当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は、減少傾向にあった新型コロナウイルス感染者が昨秋以降再び増加傾向に転じ、12月には政府が推進してきた「GoToトラベル・キャンペーン」等も中断、大都市圏を中心に飲食店などの営業時間短縮や、不要不急の外出自粛が再要請されるなど、再び医療崩壊の懸念と共に先行きの不透明感が急速に高まることとなりました。」 — 新型コロナウイルス感染者の再増加と各種行動制限が発生し、医療崩壊懸念と先行き不透明感が再び急速に高まった。アパレル生産抑制と工業用縫い糸受注低迷も継続している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2020-q3)
- FY2021 悪化 「新型コロナウイルス感染症は、2021年4月以降、各地にまん延防止等重点措置や三度目となる緊急事態宣言が発令されるなど、いまだ先行きの見通せない状況が続いており、当連結会計年度に落ち込んだ工業用縫い糸の受注は、国内外ともに当面回復が見込めない上に、巣ごもり需要で高止まりしていた家庭用縫い糸の受注も鈍化傾向にあることから、翌連結会計年度は当連結会計年度に増して厳しい事業環境が予想されます。」 — 感染症の影響が継続し、工業用縫い糸受注は当面回復が見込めず、従来堅調だった家庭用縫い糸受注も鈍化傾向にあるため、翌期はさらに厳しい環境を予想している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2020-fy)
- FY2022-Q1 悪化 「当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、各地にまん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発令されるなど、再び先行きの見通せない状況となりました。」 — 感染症の再拡大と行動制限が発生し、衣料品消費の回復が見通せず、生産抑制と衣料用縫い糸受注の厳しさが継続した。前年同期の家庭用縫い糸の受注急増の反動もあり、売上高は前年同期比21.0％減、営業損失54百万円となるなど、影響が実績に現れている。 (https://komori.app/company/3600/filing/2021-q1)
- FY2022-Q2 その他 「関連の深いアパレル・ファッション業界におきましては、外出自粛や消費マインド低迷の影響を受けて国内の衣料品消費は低調で、先行きの不透明感から、国内外における日本向け衣料品の生産も、回復はまだら模様で、衣料用縫い糸は全体として厳しい受注状況が続きました。」 — 感染症に伴う外出自粛・消費マインド低迷の影響が続き、衣料品消費と衣料用縫い糸受注は厳しい状況にある。一方、自動車関連分野では受注回復傾向が続くと記載している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2021-q2)
- FY2022-Q3 その他 「当社グループの関連業界におきましても、国内の衣料品消費はまだら模様ながら回復の兆しが見られましたが、その生産は引き続き慎重で、手芸関連分野でも前年同期の受注増の反動もあり、縫い糸の受注は国内外ともに低調のまま推移しました。」 — 感染症の影響下で衣料品消費には回復の兆しが見られたものの、生産は慎重で、前年同期の受注増の反動もあり縫い糸受注は国内外とも低調なままと記載している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2021-q3)
- FY2022 顕在化 「そのため、当社の連結子会社である上海富士克制線有限公司、上海新富士克制線有限公司、上海富士克貿易有限公司、上海福拓線貿易有限公司は、当該ロックダウンの期間中、営業を停止しており、売上高が減少しております。」 — 中国の新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う上海市全域のロックダウンが実際に発生し、4社が営業停止となり売上高減少が生じた。 (https://komori.app/company/3600/filing/2021-fy)
- FY2023-Q1 その他 「中国におきましては、当期間は新型コロナウイルス感染者数も抑制され、当社グループの各連結子会社もほぼ平常の事業活動を行いましたが、縫い糸製造を主とする生産子会社では、日本向け衣料品用縫い糸の生産が低調に推移した上に、当四半期の終了直前には、上海地域における感染者数の急拡大に伴い、「ゼロコロナ政策」のもと、ロックダウンが実施され、対象地域内にある同生産子会社を含む中国子会社の事業活動の先行きが見通せぬ状況となりました。」 — 国内では感染者数減少と行動制限緩和による消費回復傾向が見られた一方、中国では上海地域の感染急拡大とロックダウンにより、対象地域の子会社の事業活動の先行きが見通せない状況となった。 (https://komori.app/company/3600/filing/2022-q1)
- FY2023-Q2 顕在化 「中国子会社　上海富士克制線有限公司、上海新富士克制線有限公司、上海富士克貿易有限公司、上海福拓線貿易有限公司は、中国上海地域において2022年３月28日から６月１日にかけて新型コロナウイルス感染症防止のための都市封鎖(ロックダウン)の措置がとられたため、およそ２か月間にわたり営業を停止いたしました。当該営業停止期間における固定費を特別損失として計上しております。」 — 新型コロナウイルス感染症による上海地域のロックダウンが実際に発生し、中国子会社4社が約2か月営業を停止した。営業停止期間の固定費78百万円が特別損失に計上されている。 (https://komori.app/company/3600/filing/2022-q2)
- FY2023-Q3 顕在化 「また、中国・上海地域のロックダウンによるおよそ２ヶ月間にわたる中国子会社４社の操業停止期間の固定費80百万円を特別損失に計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は134百万円（前年同期は112百万円の損失）となりました。」 — 上海地域のロックダウンにより中国子会社4社が約2か月操業を停止し、その期間の固定費80百万円が特別損失として実際に計上された。 (https://komori.app/company/3600/filing/2022-q3)
- FY2024-Q1 その他 「当社グループが関わるアパレル・ファッション業界は、コロナ禍での減産の反動や消費の回復により、衣料品の生産は総じて増加傾向が続き、当社グループの衣料用縫い糸の受注も回復傾向が続きましたが、昨年の中国・上海地域におけるロックダウンによる事業停止の様々な後遺症が響いて、中国販売子会社の受注の回復は遅れております。」 — 国内では感染症の位置づけ変更や制限緩和を背景に衣料品生産・衣料用縫い糸受注が回復した一方、中国では上海ロックダウンによる事業停止の後遺症が残り、中国販売子会社の受注回復が遅れている。 (https://komori.app/company/3600/filing/2023-q1)
- FY2024-Q2 その他 「この状況を受けて、当社グループと関連の深い、アパレル・ファッション業界では回復基調にも鈍化傾向が見られ、手芸関連業界も引き続き低調で、先行きが懸念される状況となりましたが、当社グループにおきましては、これらの状況に加えて、昨年の中国・上海地域のロックダウンによる２ヶ月にわたる事業停止後の様々な後遺症により、中国の販売子会社は厳しい状況が続いております。」 — 国内では感染症制限緩和後の回復が続く一方、アパレル業界の回復には鈍化傾向が見られ、中国では上海ロックダウン後の後遺症による販売子会社の厳しい状況が継続している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2023-q2)
- FY2024-Q3 その他 「とりわけ当社グループにおきましては、一昨年の上海地域の新型コロナウイルス感染症対策に基づく中国子会社の２ヶ月にわたる事業停止による販売機会損失やその後の衣料品生産の中国離れなど、コロナ禍の様々な後遺症により、同国における事業は厳しい状況が続きました。」 — 新型コロナウイルス感染症の影響について、上海地域での中国子会社の2か月間の事業停止による販売機会損失に加え、その後の衣料品生産の中国離れを後遺症として明示し、中国事業の厳しい状況が継続していると記載している。 (https://komori.app/company/3600/filing/2023-q3)
- FY2024 その他 「加えて当社グループの中国事業におきましては、一昨年の新型コロナウイルスに対する厳しい防疫措置による販売機会の損失や、その後の日本向け衣料品生産の中国離れなど、コロナ禍の様々な後遺症が続いた上に、同国経済の先行きの不透明感も加わって、回復の兆しが見えない厳しい状況が続きました。」 — 国内の感染症制限緩和と経済回復が進む一方、中国では防疫措置による販売機会損失、生産の中国離れ、経済不透明感が後遺症として残り、回復の兆しが見えない状況が続いている。 (https://komori.app/company/3600/filing/2023-fy)
